Googleの規約違反!?ブラックハットSEOとは?
2019/12/24
ブラックハットSEOは、Googleのガイドラインに違反した手法で検索順位を上げる悪質な行為です。ブラックハットを使う理由は、検索結果で上位表示させるためですが、検索エンジンの精度が高まり現在この手法はほとんど無効化しています。内容のない低品質なコンテンツはユーザーにとって価値はなく、邪魔な存在でしかありません。何よりGoogleは「ユーザーにとって有益かどうか」を判断基準にしています。
ブラックハットSEOの種類
見るからにSEO対策が施されたサイトや直接的なキーワードの盛り込み過ぎは訴求力に問題があり、ユーザーに読まれません。地道に良質なコンテンツを積み上げていくのがベストですが、評価を得るまで時間がかかります。そこでペナルティ覚悟でブラックハットSEOを行う人もいるのです。
隠しテキストと隠しリンク
隠しテキストはWebページを見ているユーザーには見えず、検索エンジンのクローラーからは見えるように文字や文章を埋め込み細工することです。文字を背景色と同じにする、画像の背面に文字を隠す、文字のサイズを極端に小さくするなど。
隠しリンクも同様です。
クローキング
検索ユーザーが見るページと、Googleのクローラーが見るページを別に設定することです。クローラー用にはキーワードを盛り込みSEO対策が施されたページを読み込ませています。
自動生成コンテンツ
ツールやプログラムにより自動的に作られたコンテンツです。特定のキーワードを含ませ意味不明な日本語で、メチャクチャな内容になっていることが多いです。
自作自演リンク
SEO業者などに依頼し有料で自社サイトなどへリンクを貼ってもらう行為です。自分で複数のサイトを作成してメインサイトへ大量のリンクを貼り、検索順位を上げようとすることもブラックハットSEOになります。リンクを貼る行為が不正に当たるわけではなく、被リンクを増やすために意図的に行う不自然なリンクが対象です。
ブラックハットSEOのペナルティ
検索順位を下げられるくらいならまだマシな方でしょう。インデックスの削除や検索エンジン経由のアクセスがゼロとなり、事実上の抹消を意味するペナルティを受けます。
また、意図的でなくてもペナルティを受けることがあります。テキストの色と背景色が同じ色などは、隠しテキストとみなされる可能性があるので注意しましょう。
まとめ
ガイドラインに抵触したブラックハットSEOは、一時的な検索上位表示を可能にするかもしれませんが、その代償は大きなものです。常にGoogleのガイドラインを確認して知らずにペナルティを受けることのないようにしましょう。