ホームページ制作・リニューアルのきっかけ
あんどう内科クリニック様は、すでにホームページをお持ちでしたが、公開から約10年が経過し、掲載内容が古くなっていました。また、ブログの更新には外部サービスを利用していたため、更新の手間がかかり、ホームページとの一体感にも課題を感じておられました。こうした背景から、情報を整理し、より伝わる形に刷新するため、ホームページ制作をご依頼いただきました。
マーケティング施策
プライマリケアの認知拡大
ホームページでは、「プライマリ・ケア」という考え方の認知拡大を目的としています。あんどう内科クリニック様は、治療だけでなく、生活習慣の見直しや予防医療にも力を入れており、患者様の健康を長期的に支える「かかりつけ医」としての役割を果たしています。そうした姿勢をしっかりと伝えられるよう、情報設計を行いました。
施設環境のアピール
院内はとてもきれいで、清潔感と温かみがあり、実際の雰囲気が伝わるように写真を積極的に活用しました。視覚的に訴えることで、「このクリニックなら安心できそう」という印象を持っていただけるよう工夫しています。
ホームページ制作のポイント
モバイルファーストを重視
現在、ホームページの訪問者の約9割がスマートフォンからアクセスしており、閲覧の主流がPCからスマホへと移っています。そこで今回のホームページ制作では、スマートフォンでの見やすさ・使いやすさを最優先に考えた「モバイルファースト」の設計を行いました。具体的には、縦に長くなりすぎないようにレイアウトを調整し、情報を適切なサイズ感で表示し、指でのスクロールやタップ操作がしやすく、ユーザーがストレスなく必要な情報へアクセスできるよう工夫しています。また、画像やデータも軽量化し、ページの読み込み速度を改善することで、快適な閲覧環境を実現しました。
ホームページの配色
既存のロゴに合わせたデザインをご希望だったため、ロゴの印象に調和する色使いを意識しました。全体の配色は、清潔感や安心感を感じられるように、緑を基調としたやさしいトーンでまとめています。
優先する情報
リニューアル前は複数のバナーが並び、何を一番伝えたいのかが分かりづらい状態でした。そこで、入念なヒアリングを行った結果、「プライマリケアの考え方を多くの人に伝えたい」というご要望が明確になりました。その想いを反映し、トップページの目立つ位置に「あんどう内科クリニックの考え方」という項目を設置。プライマリケアの考え方が直感的に伝わるよう、写真と図を組み合わせた視覚的に分かりやすい画像を使用しています。
施設の雰囲気
患者様に安心して通っていただけるよう、木のぬくもりが感じられる落ち着いた待合室の雰囲気をしっかりと伝えることを意識しました。「施設案内」では、院内の様子が伝わるよう複数の写真をスライド形式で掲載しています。清潔感と安心感のある空間は、クリニック選びにおいて重要な要素のひとつです。そのため、写真は1枚だけでなく、あえて複数掲載することで、来院前から具体的なイメージを持ってもらえるよう工夫しています。
場所の分かりやすさ
あんどう内科クリニック様は、名鉄岐阜駅から徒歩10分という便利な立地にあります。このアクセスの良さをしっかり伝えるため、ファーストビューに「名鉄岐阜駅から徒歩10分」というコピーを掲載しました。また、地図も広めに表示し、名鉄岐阜駅がしっかりとマップ内に入るよう調整することで、初めての方でも迷わず来院できるよう配慮しています。