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ホームページで集客するには?成果を出すための施策と対策

ホームページで集客するには?成果を出すための施策と対策

せっかく時間とお金をかけてホームページを作ったのに、なかなかお問い合わせが来ない…。

そんな悩みを抱えていませんか?

実は、ホームページは“作って終わり”ではなく、“集客できる仕組み”を作って初めて効果を発揮します。本記事では、ホームページからの集客を成功させるために必要な考え方や具体的な施策について解説します。

ホームページで集客できないのはなぜ?

ホームページを公開しても思うように集客に繋がらない…。そんな悩みを抱えている企業は少なくありません。その原因の多くは「作ること」に注力しすぎて「集客の仕組み」を取り入れていないことにあります。

検索で見つけてもらえない(SEO対策が不十分)

検索で見つけてもらえない

どれだけ魅力的なサービスで、良質なデザインでも、検索結果に表示されなければ、見込み客の目に留まることはありません。それどころか、アクセス数を増やすことができないので集客に繋がりません。目標キーワードを適切に含めたタイトル作成や見出しの最適化、内部リンクの設計など、SEOの基本をおさえておく必要があります。

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訪問してもすぐ離脱される

ホームページを見て迷っている人

見た目が古かったり、スマートフォンで見づらかったりすると、ユーザーは内容を見る前にページを去ってしまいます。また、「何をすればいいか」が伝わらない導線設計も、直帰率が高くなります。ホームページは第一印象と使いやすさが集客につながる重要なポイントです。ユーザビリティを向上するためには以下の部分は必ず修正しておきましょう。

【ユーザビリティ向上の確認ポイント】

  • スマートフォン対応になっていない
  • 文字が小さい・視認性が悪い
  • 伝えたい情報が明確でない
  • ナビゲーションが追従しない
  • 次にどこをクリックすればいいのか迷う

内容が薄い

内容の厚い本と内容の薄い本

ユーザーは、悩みや課題の解決策を求めて検索をします。ホームページのコンテンツが「会社概要」や「サービス紹介」だけでは集客には繋がりにくいです。ブログやコラムなどで、事例別の解決策やノウハウ、細かい問題を解決するためのお役立ち情報を公開していくことで、信頼性・権威性・専門性が向上し、集客に繋がります。

製造業や建築業であれば、施工事例やこだわりの部分、お客様の悩みを掲載することでユーザーに寄り添ったコンテンツを実現できます。

情報が更新されていない

新聞紙

ホームページにアクセスしたとき、5年も前のキャンペーン情報や、終了したイベントがそのまま掲載されていたら、ユーザーはどう感じるでしょうか?「もうやっていないのかな…」「この会社、大丈夫?」といった不安を抱かせてしまう恐れがあります。

情報が古いというだけで、信頼性や安心感が損なわれてしまうのは非常にもったいないことです。ホームページを“集客のための営業ツール”として活用するなら、常に最新情報が掲載されている状態を維持することが不可欠です。

特に「ニュース」「お知らせ」「ブログ」などの更新頻度が低いと、サイト全体が放置されているような印象を与えかねません。新着事例や取り組み、キャンペーンなどを定期的にアップすることで、活気のある会社だと感じてもらえるようになります。

ターゲットが明確になっていない

ターゲット

誰にでも当てはまるような内容では、結局誰にも届きません。ターゲットが曖昧なままだと、伝えるべき言葉や事例もぼやけてしまい、ユーザーに「これは自分のことだ」と思ってもらえません。結果としてアクセスは集まっても、お問い合わせや成約には繋がりません。そのため必ずペルソナを設定して、特定のユーザーに向けたコンテンツ作成を行いましょう。伝えたい相手が明確であればあるほど、そのユーザーに刺さるコンテンツになります。

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お問い合わせにつながる導線がない

せっかく良い内容を掲載して集客しても、お問い合わせの仕方が難しかったり、ナビゲーションが使いづらかったりするとユーザーはそのまま離脱してしまいます。「無料相談はこちら」「資料請求はこちら」といったボタン(CTA)は、分かりやすく目立つ位置に設置するようにしましょう。

ホームページ集客の基本戦略

SEO対策でアクセスを増やす

SEO対策

ホームページで集客するためには、まずユーザーに訪れてもらう必要があります。その第一歩が、検索されやすいキーワードの選定と、ユーザーの悩みを解決できる質の高いコンテンツの発信です。

ただし、表面的な内容では検索上位には表示されません。重要なのは、ユーザーの困りごとや悩みに寄り添いながら、自社ならではの視点や専門性を加えた情報を発信することです。

一般論だけで構成されたページでは、他社と差別化ができず埋もれてしまいます。実際の経験談、独自のノウハウ、業界特有の視点などを取り入れることで、検索エンジンからもユーザーからも「価値のあるページ」と評価されやすくなります。

コンテンツで信頼してもらう

コンテンツ

たとえば、「頭が痛い」「腰が痛い」「肩が痛い」といった異なるキーワードで検索したとき、すべて同じ病院の記事が上位に表示されていたら、どう感じるでしょうか?多くの人は「この病院は詳しそう」「信頼できそう」と自然に思うはずです。

これは、良質なコンテンツを継続的に発信することで、専門性や信頼性を積み重ねることができるという好例です。コンテンツの目的は、単なる“売り込み”ではありません。ユーザーに「この会社なら任せられそう」と思ってもらうためには、期待感や価値、共感を与えることが大切です。

お役立ち情報や実例、ノウハウ記事などを通じてユーザーの悩みを解決することで、自然と信頼が生まれ、結果として問い合わせや集客につながります。

Web広告を活用する

web広告

SEO対策は中長期的に効果が期待できますが、即効性はありません。そのため、軌道に乗るまではWeb広告を運用し集客するのも1つの手です。コンバージョン率が高いキーワードにピンポイントで広告を出すことで効率的な集客が実現できます。

更に、広告経由で得たデータを活用してユーザーのニーズや悩みを知ることができます。ユーザーの悩みに合わせたコンテンツを作成することで、広告とSEOの両方からユーザーにアピールすることができます。

SNSで認知を広げる

SNS

SNSは、検索だけではアプローチしきれない層にもリーチできる、強力な認知拡大ツールです。新着情報の発信やキャンペーン告知、ホームページへの誘導コンテンツなどを通じて、費用をかけずに自社の存在を広く知らせることができます。

また、SNSから流入したユーザーに絞ってホームページの分析を行うことで、「SNS経由のユーザーはどんな情報に興味を持っているのか」、「どのコンテンツが反応を得ているのか」といった傾向も把握できます。

こうしたデータは、SNS投稿の改善だけでなく、ホームページのコンテンツ企画や導線設計にも活かすことができ、SNSとホームページを連動させた集客施策を実現することが可能になります。

集客を促進する長期的な施策6選

1. ファーストビューを見直す

5W2H

ホームページの第一印象はファーストビューで決まります。ここで「役立ちそう」と思ってもらえるかが重要です。そのためには5W2Hを意識してファーストビューを作成する必要があります。

「何をしている会社なのか」「どんな人のためのサービスなのか」がすぐに伝わらないと、ユーザーは「自分には関係ない」と判断し、そのままページを離脱してしまいます。せっかくアクセスしてくれたユーザーを逃さないためにもファーストビューを今一度確認してみましょう。

2. モバイル対応を強化する

スマホ対応

ホームページにアクセスするユーザーのほとんどはスマートフォンです。文字の大きさや導線、ボタンの押しやすさやスクロール量などユーザビリティ面を第一に考えて設計ができているかを今一度確認してみましょう。

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3. ページ表示速度を見直す

ローディングを待つ人

ページの表示速度が遅いと、それだけでユーザーはストレスを感じ、ページを離れてしまう可能性が高まります。実際に、表示に3秒以上かかると、離脱率が大きく上昇するというデータもあります。

画像のサイズが大きい、フォームや動画などの埋め込みが多い、不要なスクリプトなど、原因は様々ですが、気づかぬうちにサイトが重たくなっているケースも少なくありません。

特に注意したいのが、PCでは問題なくてもスマートフォンでの表示が遅い場合です。日頃のチェックはPCとスマホどちらも行うように心がけましょう。

4. 内部リンクを整備する

内部リンク

関連ページへのリンクを配置することで、ユーザーが複数のページを回遊しやすくなります。検索エンジンにとってもサイト構造が明確になるため、SEO評価の向上も期待できます。

この際、必ず内容に関係のある記事をリンクさせるようにしましょう。関係のないページをリンクさせてしまうと、内容がブレて評価が低下するおそれがあります。

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5. よくある質問を設ける

FAQ

ユーザーの不安や疑問を事前に解消することで、お問い合わせや申込みのハードルを下げることができます。実際に顧客から寄せられた質問を元に、具体的かつ丁寧な回答を掲載しておくと、ページの滞在時間を伸ばしつつユーザーのニーズにも答えることができます。

6. Googleビジネスプロフィールや口コミを活用する

口コミ

店舗型のビジネスの場合、Google検索やGoogleマップからの集客が非常に重要になってきます。最新情報の投稿や口コミへの適切な返信、営業時間の正確な登録や間違いのない企業情報など、Googleビジネスプロフィールを積極的に活用していきましょう。

特に、口コミはユーザーがホームページにアクセスするか決める重要な前情報となる可能性があります。星2(50件)や星5(1件)の店舗よりも星4.7(50件)の店舗の方が安心感があり、期待も高まりますよね。それだけに、評価を高める取り組みや口コミの獲得は集客に直結します。

来店後やサービス利用後に、自然なタイミングで口コミ投稿をお願いするなど、積極的にユーザーの声を集めていくことが重要です。

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今からできる集客を促進する施策6選

1. キーワードの見直し

キーワード

ホームページの集客を強化するうえで、まず見直したいのが「キーワード」です。タイトル・ディスクリプションに集客したいユーザーが検索しそうなキーワードが含まれているかを確認しましょう。

更に、見出しや本文にもキーワードが適度に含まれていることも確認しましょう。タイトルやディスクリプションだけキーワードが入っていても本文に1回も登場しないとユーザーが求めていた内容とギャップが発生して離脱率が高まります。

キーワードは思い込みではなく、Googleサーチコンソールや検索候補・関連キーワードを参考にしながら、実際に検索されている言葉を拾うことがポイントです。

2. CTAを見直す

CTAボタン

お問い合わせのボタンが目立たない場所にあると、ユーザーは気づかずにそのままスルーしてしまいます。目につきやすい位置で、ユーザーにとってメリットのある内容を記載しましょう。「無料診断実施中」「まずは無料相談」などハードルの低いきっかけをユーザーに与えてあげると効果的です。

3. Googleアナリティクス・サーチコンソールの活用

アクセス

ホームページの集客改善には、「なんとなく」ではなくデータに基づいた判断が必要です。そのため、サイト分析に活用したいのがGoogleアナリティクス(GA4)とGoogleサーチコンソールです。Googleアナリティクスでは、ユーザーがどこから訪れ、どのページをどれくらい見ているかなど、アクセスの動きや傾向を把握できます。

一方、サーチコンソールでは、どんなキーワードで検索されているかや、クリックされているページの順位など、検索エンジンでの見え方を確認できます。「どのページが読まれているのか」「思ったより見られていないページはどこか」など課題を発見することができます。

まずは、2つのツールから基本的なデータを見ることから始めましょう。この2つのツールは既に活用しているという方は別のツールで分析を行ってみると新たな発見があるかもしれません。

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4. 古い情報の更新

検索してクリックしたユーザーが記事の公開日や情報を見たときに古い情報だと分かった場合、その時点で離脱します。情報が古いことは、シンプルながらかなり重要な項目です。特にサービスに関わる情報は常に新しくしておきましょう。

5. お問い合わせフォームを見直す

お問い合わせページ

問い合わせをしようと思った際に入力項目が多かったり、必須項目が厳しすぎたりすると、途中で入力を諦めてしまうケースも少なくありません。まずは、本当に必要な情報だけに絞られているかを見直しましょう。例えば、住所や郵便番号などはお問い合わせの段階では、思い切って省くのも一つの方法です。

また、エラーメッセージが出た際に、どこを直せば送信できるかが表示されないと、使い勝手の悪さからページを離脱してしまう可能性があります。スムーズに送信できるように、フォームの最適化は怠らないようにしましょう。

6. メルマガやSNSを始める

メルマガ

メルマガや新着情報を発信するためのコンテンツは、積極的に作成しましょう。継続的に接点を持ち続けることで、ユーザーが気が向いた際に見てくれる可能性があります。情報発信はハードルが高いと感じる方も、まずは月1回のメルマガ配信や週1回のSNSの投稿から始めてみましょう。少しずつでも更新を続けることで、ファンの育成につながり、ホームページへのアクセスのきっかけを作ることができます。

ホームページ集客のよくある失敗例

ブログが更新できていない

ブログ

「時間がない」「何を書けばいいか分からない」などの理由で、ブログが更新されないまま放置されているケースは非常に多いです。更新が止まった段階で、サイトから得られる新しい情報や生の声が途絶えてしまいます。月に1本でも構わないので、事例やお役立ち情報など書きやすいテーマから定期的に発信を続けていきましょう。

アクセス状況を見ていない

アクセス

Googleアナリティクスやサーチコンソールを導入していても、「数字を見ても意味が分からない」「時間がなくて見ていない」という状態では、改善のヒントを見逃してしまいます。どのページが見られているのか、どんなキーワードで検索されているのかを知ることで、ユーザーのニーズや改善すべきページが見えてきます。

思いつきのキーワードを対策

思いつき

「なんとなくこのキーワードが良さそう」「競合がやっているからうちもやろう」…そんな勘や思いつきだけでキーワードを設定するのは非常に危険です。検索ニーズに合っていないキーワードを選んでしまうと、流入も増えず、問い合わせにもつながりません。

対策するキーワードは、実際に検索されているか・自社のサービスと合っているか・競合と差別化できるかを踏まえて選ぶ必要があります。Googleサジェストやキーワードプランナーなどの無料ツールを活用するだけでも、精度は大きく変わります。

分析方法がわからない

悩む人

Googleアナリティクスやサーチコンソールは導入しているものの、「数字が多すぎてどこを見ればいいのか分からない」「専門用語が難しくて活用できていない」という声は少なくありません。

アクセス解析は慣れないうちは混乱してしまうのも当然です。しかし、最初からすべてを理解する必要はありません。まずは、「人気ページ」「検索されているキーワード」「訪問者がどこから来ているか」この3つの情報だけでも月に一度記録しておくようにしましょう。

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この記事を書いた人

SEOストラテジスト

Onda

Webクリエイターとして入社し、現在はSEO担当をしています。アクセス数の変化や動向、検索キーワードについて分析・最適化を行いながら、効果的な施策を実施しています。日々資格の取得や新しい知識の習得にも力を入れており、お客様の課題に対して、最適なご提案や、専門的な内容でも分かりやすい説明を心がけています。

保有資格

Webデザイナー検定 エキスパート・マルチメディア検定 エキスパート・全商情報処理検定試験ビジネス情報部門1級・全商情報処理検定試験プログラミング部門1級・SEO検定3級・ITパスポート・Google認定資格(検索・ディスプレイ)

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