この度、株式会社サイバーインテリジェンスは、岐阜県が創設する「ぎふSDGs推進ゴールドパートナー」に認定されました。
目次
「ぎふSDGs推進ゴールドパートナー」とは?
岐阜SDGs推進ゴールドパートナーは、岐阜県が運営する「ぎふSDGs推進パートナー登録制度」における上位区分で、「環境」「社会」「経済」の三側面でSDGs達成に向けた重点的な取組みを行い、かつ一定の管理体制のもとで多岐にわたる分野へバランスよく取り組む事業者が登録される、岐阜県が創設する制度です。
認定の前提は、県が定める取組チェックリストによる自己評価で基準を満たすことです。評価はガバナンス・環境・社会・経済の4分野で行われ、達成度により「ゴールド」または「シルバー」に区分されます。
当社の三側面の取り組み
環境
環境側面において、事業の強みであるデジタル技術を活かし、環境負荷の軽減に努めています 。顧客には紙媒体からWebへの移行を支援し、印刷や廃棄を削減する一方 、社内でもクラウド活用や契約の電子サイン化などを通じてペーパーレスを徹底しています 。これらの取り組みにより、社内の紙印刷を前年比で30%削減し、納品物の85%以上をWeb媒体へ切り替える実績を上げています 。
また、全PCへの省電力モード設定や照明のLED化といった省エネルギー施策も進めています 。今後、2030年度までに紙の使用量全体を2020年度比で70%以上削減するという、より高い目標を掲げています 。
社会
社会側面は、「人」への投資を最優先に考え、社員の成長と健康を支援しています 。年間2000時間以上の研修時間を確保し、新卒社員には960時間もの手厚い研修を提供するなど、リスキリングを含めた学びの機会を豊富に用意しています 。社員の健康維持にも注力し、人間ドックの全額負担やワクチン補助といった制度を整え、実質的な健康診断受診率は100%を達成しました 。
さらに、「残業ゼロ宣言」や多様な勤務形態の導入により、働きやすい職場環境を構築しています 。事業活動を通じて地域の中小企業のデジタル化を支援することも、地域社会への重要な貢献と位置づけており 、将来的には、次世代育成のため2028年度までに年間5名以上のインターンを受け入れることを目指しています 。
経済
経済側面は、公正な事業慣行とDXを両輪に、持続的な成長を目指しています 。能力と役割に応じた評価制度を整備することで、性別や雇用形態による給与格差のない賃金体系を実現しました 。
その結果、2025年度には社員の平均年収5%アップを達成しています 。自社の請求・発注業務などをクラウドツールでデジタル化して業務効率を高めるとともに 、そこで得た知見を活かして地域の中小企業のDX支援にも積極的に取り組んでいます 。この支援活動をさらに拡大し、2028年度までに年間20件の実施を目標としています 。
認定を受けてこれからの取り組みへ
この度の「ぎふSDGs推進ゴールドパートナー」認定は、私たちのこれまでの取り組みが評価された大変な栄誉であると同時に、持続可能な未来に向けた責任を再認識する重要な機会であると受け止めております。
この認定を新たなスタートラインとし、私たちは今後、これまでの活動をさらに深化させるとともに、新たな挑戦にも積極的に取り組んでまいります。環境、社会、経済の各側面において、より高い目標を掲げ、全社員一丸となってその達成を目指します。