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なぜ今、サイトを作り直すべきか
「集客はポータルサイトで十分」 そうお考えのオーナー様も多いかもしれません。
しかし、毎月かかる高額な手数料や、いつの間にか価格競争に巻き込まれてしまう現状に、「うちのサロンの本当の魅力が伝えきれていない」と悩んでいませんか?
今、多くの成功しているサロン/美容室様が「自社ホームページ」に力を入れているのは、集客の仕組みを外部に依存せず、自分たちでコントロールできる「資産」にするためです。
ポータルサイトで一時的な集客をしつつも、独自のブランド価値を発信し、リピーターや指名客を安定して獲得する「基盤」として、自社Webサイトの役割が再認識されています。
もちろん、ただ作るだけでは結果は出ません。
成果を出すためには、今の時代とお客様の行動に合わせた「集客できる設計」が不可欠です。
事例
PREVIA 岐阜 様│コーポレートサイト

抜け感のある写真を大きく見せながら価格と予約ボタンの可読性を優先しました。
サイトを開いた瞬間に「どんな施術があって、いくらで予約できるか」が一目でわかる最短設計です。余白を活かした落ち着いたデザインで清潔感を演出し、スマホでの使いやすさを徹底追求しました。
メニュー表には、料金やオプションをすべて併記して選びやすくしているほか、わかりやすい予約導線を設けることで、迷いなく予約まで進むことのできる設計になっています。
PONY様|サービスサイト

ファーストビューでは「大人男子の脱毛サロン」とサービス内容を強く訴求し、ヘッダー固定ボタンで予約への最短導線を確保しました。
また、「メンズ専用・完全個室・駐車場あり」といった、ユーザーが求める安心材料を瞬時に伝達しています。
さらに「3つの約束」を明文化し、脱毛特有の不安を軽減することで、ユーザーの予約のハードルを引き下げています。
quintetto様|コーポレートサイト

柔らかい色調と、目を引くアーティスティックな配色をかけ合わせ、サロンの写真の質感が際立つようデザインしました。
サイトを開くとすぐ、サロンの場所や予約ボタンが表示される最短構成です。
画面をスクロールしても予約ボタンが常に追従するため、お客様を迷わせません。
さらに、Web予約限定のオファーやスタイリストの詳細へスムーズに飛べるようコンテンツを最適化。指名や予約に直結しやすい、迷いのない導線を実現しています。
ポワゾン様|コーポレートサイト

40〜50代の働く女性を主対象に、「10歳若く見える髪」をテーマに世界観を統一しました。
ファーストビューでスタイル写真と予約ボタンを同時に見せ、最短で次の行動へ導きます。お悩みチェックを直下に配置し、共感からスムーズに情報理解へ移行。
予約はスマホ前提でヘッダー固定の「RESERVE」ボタンからワンタップで完了。メニューは「悩み→解決→料金」の流れで構成し、白髪ぼかしなどの指名施術を見つけやすくしました。オンラインショップへの導線も強化し、来店後のフォローまで設計しています。
ARCHE様│コーポレートサイト

「Life Beauty」を軸に、写真の質感と高い読みやすさを両立させたデザインです。
サイト最上部で世界観を提示し、直下に「CONCEPT」「NEWS」などを配置して、初めての方でも目的の情報にたどり着ける構成にしました。スキンケアやアイラッシュなど、関連サービスも統一トーンで展開し、ブランド全体を強化しています。
サロン情報は店舗横断で確認可能にし、スタッフのインスタグラムへの導線も追加することにより、指名予約を促進。コラムとオンラインショップを連携させ、来店後のLTV(顧客生涯価値)を高め、多店舗運営における集客の最適化を実現しています。
SNIP様|コーポレートサイト

サロンの質感を活かした写真を大胆に配置し、ブランドロゴを重ねて世界観を直感的に伝えるファーストビューです。
サイト直下には「自社ブランド/店舗/採用」の主要導線をカードで並べ、目的の情報へ迷わず進めるグリッド設計にしました。ライフスタイルカットやコスメのビジュアルをリズミカルに見せ、清潔感のあるタイポグラフィで可読性を向上させています。
SPIDIA kansai様|サービスサイト

美容室向けスキンケア提案のBtoBサイトとして、清潔感のある白基調と施術写真で、安心感と導入効果の想像を両立しました。
初見のオーナー様が最短で情報に辿り着けるよう、ファーストビュー直下に主要な5つの導線をカード化して整理。専門語を避け、導入後の売上イメージができるコピーに置き換えています。
情報設計は「信頼→理解→比較→行動」の順に最適化しており、導入サロンのインタビュー動画で不安を解消し、既存メニューとの同時運用シナリオを図解することで、行動へのハードルを下げています。
リラクゼーションルーム ファシア 様│サービスサイト

トップは「肩こり・疲れに、オールハンドで解きほぐします」という価値提案と施術シーンの写真で“安心できる施術体験”を直感的に伝えています。
中盤には“初めての方へ”の要点や指標を数値カードで可視化し、信頼の根拠を短時間で理解できるようにしました。
全体のトーンはグリーン×生成色で統一し、植物モチーフの装飾で清潔感とやさしさを演出しています。Google口コミもサイト内で露出させ、第三者評価による信頼感を感じやすい構成になっています。
サロンリーナ様|サービスサイト

女性のエイジングケアを主テーマに、やわらかなピンクとゴールドの上品なトーンで統一。ファーストビューで「究極エイジングケア」を価値提案し、主要CTAを横並びで配置することで、初見でも迷わない行動導線を構築しました。
情報設計は「メニュー比較→詳細LP→予約」の最短動線を整備。鍼灸、DNA検査、美容エステなど多様なメニューを比較表で整理し、目的の施術へ誘導します。
受賞実績と医療提携体制を常時露出することで信頼感を高め、ECとの相互リンクでホームケア購入まで促します。
成果が出る美容室・サロンサイトの情報設計
「成果が出るサイト」とは、デザインが美しいのはもちろんですが、それ以上にお客様が迷わずに行動(予約)できる「情報設計」が施されているサイトのことです。 私たちが実際にサイトを設計する上で大切にしている、核となるポイントをご紹介します。
予約導線は“スマホ前提”かつ“常時可視化”
予約への導線は「いつでも見える状態にしておく」こと。これが基本中の基本で、とても大切です。
特に、サロンのホームページをチェックするお客様の9割以上は、スマートフォンからです。PCサイトがいかに美しくても、スマホで「見づらい」「予約ボタンがどこか分からない…」というサイトは、残念ながらすぐに離脱されてしまいます。
固定ヘッダー・追従ボタン・フッターCTAなどのどのページにいてもお問い合わせできる仕組みを作成し、お客様が「ここにしよう!」と思った瞬間に、ボタンを探すストレスを与えない。この徹底した導線設計が、予約率(コンバージョン率)の最大化につながります。
料金・スタイル・スタッフの3大コンテンツはわかりやすく
お客様がサロンサイトに求めている「3大コンテンツ」と呼ばれる部分が弱いと、いくらデザインが良くても、なかなか予約には至りません。
- メニュー・料金
カット、カラー、パーマなど、主要メニューの料金は分かりやすく明記します。
オプションや指名料なども明確にして、お客様の不安や不信感を無くしましょう。 - スタイルカタログ
サロンの「技術」と「センス」を伝える、大切なポートフォリオです。単に写真を並べるだけでなく、「#ショートボブ」「#髪質改善」のようにカテゴリ分けして、お客様が探しやすい工夫も効果的です。 - スタッフ × Instagram
お客様は「サロン」だけでなく「人(スタイリスト)」も選んでいます。
スタッフさんの得意な技術、趣味、人柄が伝わるプロフィールは必須です。
さらに、各スタッフさんのInstagramを連携させ、リアルタイムのスタイル発信を見せることで、指名予約への強力な動機付けになります。
予約前の不安を解消し、信頼感を築く

初めてのサロンに行く時、お客様は「どんな感じだろう?」「自分に合うかな?」と、多くの不安を抱えています。
その不安を一つずつ丁寧に解消し、「信頼」に変えていくコンテンツを用意しましょう。
- 初めての方へ
来店からお帰りまでの流れ、カウンセリングで大切にしていること、お直しの保証などを明記し、不安を取り除きます。 - アクセス・決済・駐車場
「〇〇駅から徒歩3分」だけでなく、写真付きの道順を載せるととても親切です。使えるクレジットカード、電子マネー、そして提携駐車場や近隣コインパーキングの有無は、お客様が来店するハードルに直結する重要な情報です。 - クチコミ・実例
Googleマップのクチコミをサイトに埋め込んだり、許可を得たお客様の施術事例(ビフォーアフターなど)を掲載したり。第三者からの評価は、「みんなが選んでいる」という安心感(社会的証明)につながります。
検索・SNS・マップ・口コミを横断する“ファーストビュー最適化”で差をつける
現代のお客様は、一つの情報源だけを見て来店を決めることは稀です。
「Google検索で知る」→「Instagramでスタイルの雰囲気を見る」→「Googleマップで口コミと場所を確認する」→「ホームページで詳しい価格やこだわりを見て、予約する」
こんな風に、色々な場所を横断しながら情報を集めています。
だからこそ、ホームページにたどり着いた瞬間の「ファーストビュー(最初に表示される画面)」が勝負です。
お客様がどのルートから来ても、「あ、このサロン良さそう!」と瞬時に判断できる情報が揃っている必要があります。
【ファーストビューで必須の三要素】
- 写真: ターゲット層に響く、世界観が伝わる写真か?
- 価格: 料金体系が分かりやすく示されているか?
- 予約: 予約ボタンが一番目立つ場所にあるか?
この3点が瞬時に伝わるように整えることが、他のサロンとの差別化に繋がっていきます。
サロン集客の必須機能と外部連携

ホームページは「作って終わり」ではありません。
InstagramやGoogleマップ、予約システムといった外部のサービスとスムーズに連携させ、日々「運用」していくことで、初めて「集客ツール」として機能しはじめます。
予約基盤の選定と連携
予約システムは戦略的な使い分けが重要です。
「新規はホットペッパー」「リピーターは手数料のかからない自社予約(STORES予約など)やLINE公式アカウント」といった流れをサイト上で設計し、顧客情報をサロンの大切な資産として蓄積しましょう。
SNS/口コミの活用設計
特に相性の良いInstagramは、最新の投稿がサイトに自動反映される「埋め込み」が効果的です。
また、お客様のリアルな口コミを紹介することは、何より強力な信頼の証となります。
Googleまわりの運用
「地域名 × 美容室」検索では、Googleマップ(MEO)対策がSEO以上に重要です。
Googleビジネスプロフィール(GBP)の情報をホームページと完全に一致させ、写真や「投稿」機能を活用して情報を常に最新に保つことが、ローカル集客の鍵です。
SEOで狙うキーワード戦略
ホームページで、Google検索から安定したお客様を呼び込んでくるためには、お客様がどんな言葉で検索するかを考えた「SEO戦略」が欠かせないポイントです。
主軸は〈地域名〉×〈美容室/指名メニュー〉
美容室探しは、ほとんどが「ローカル検索(地域名での検索)」です。
まずは、商圏内にいる「今すぐ予約したいお客様」を確実に捉えるキーワードを主軸に設定します。
- 例:
「岐阜市 美容室」「名古屋駅 メンズカット」「春日井 髪質改善」
これらのキーワードで上位に表示されるよう、トップページや専用のサービスページを徹底的に作り込みます。
ニーズ別キーワードで入口を増やす
次に、より具体的な「悩み」や「ニーズ」を持つお客様を捉えるためのサブキーワードで、サイトへの入口を増やします。
- 例:
「春日井 美容室 駐車場あり」「岐阜市 美容室 夜遅くまで」 - 例:
「名古屋駅 美容室 キッズスペース」「40代 白髪ぼかし メンズ」
これらのニーズに応える「よくある質問(Q&A)ページ」や、「お役立ちコラム(ブログ記事)」を作成することで、より来店意欲の高いお客様にアプローチすることができます。
デザインと写真のポイント

最後に、サイトの「顔」とも言えるデザインと写真についてです。
情報設計やSEOがいかに完璧でも、視覚的な魅力がなければ、なかなかお客様の心は動きません。
トーン&可読性を最優先した設計
デザインで大切なのは、「奇抜さ」よりも「トーン(お店の世界観)」と「可読性(読みやすさ)」です。
これを最優先に考えましょう。
- トーン&マナー
ターゲット層(例:20代女性、40代ビジネスマン、主婦層)に合わせ、サロンのブランドイメージ(例:高級、ナチュラル、ポップ)が伝わる配色、心地よい余白、フォントを選びます。 - 可読性
おしゃれさを優先して細すぎるフォントや小さすぎる文字を使うと、「なんだか読みにくいサイトだな…」と判断されてしまいます。スマホで快適に読める文字サイズと行間をしっかり確保します。 - 視認性
最も重要な「予約ボタン」や「価格」が、背景色に埋もれて見えにくい…なんてことは、絶対に避けたいところです。キーとなる情報は、誰でもパッと認識できるデザイン(視認性)が必須です。
写真の質は妥協しない!
ホームページの質は、写真の質に大きく左右されます!
おすすめの撮影指針
- 店内の雰囲気は「広角レンズ」で、開放感が伝わるように撮る。
- 「手元のアップ」写真などで、技術力の高さや丁寧さを演出する。
- 写真全体の「光源(光の色味)」を統一し、サイト全体に一体感を出す。
避けるべきNG集
- 暗すぎる写真は清潔感や明るい雰囲気が失われてしまいます。
- 可読性欠如(キレイな写真の上に文字を乗せた結果、写真も文字も読みにくくなるパターン)
- 写真の中の人物の目線が、見てほしいコンテンツ(予約ボタンなど)と逆の方向を向いていると、お客様の視線もそちらに流れてしまいます。
もちろんプロのカメラマンに依頼するのが一番ですが、ご自身で撮影・更新する場合でも、これらの指針を明確に持つことがとても大切です。
まとめ
美容室・サロンのホームページ制作は、単なる「パンフレット」作りではありません!
- スマホを前提とした最短の「予約導線」を設計すること。
- 検索、SNS、マップと連携し、お客様の「不安」を解消し「信頼」を積み上げること。
- SEOやMEOによって「ローカル集客」の仕組みをしっかり構築すること。
- そして、サロンの「ブランド価値」が伝わるデザインと写真で、魅力を最大化すること。
これらを戦略的に組み合わせることで、ホームページはポータルサイトへの依存から一歩抜け出し、24時間働いてくれる優秀な「集客ツール」へと変わっていきます。
私たちサイバーインテリジェンスは、本記事で解説したWebマーケティングの知見と制作技術を掛け合わせ、貴店の集客を最大化するホームページをご提案します。
「今のサイトが集客に繋がっていない気がする…」 「手数料の負担を減らして、自社で集客できる体制を作りたい」
もしそうお考えのオーナー様がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、弊社の「無料相談・サイト診断」へお気軽にお問い合わせください。




