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2025.12.25

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不動産会社のホームページ制作で失敗しないための確認ポイント

不動産会社のホームページ制作で失敗しないための確認ポイント

ホームページ制作は、デザインやシステムの話に意識が向きがちです。しかし、不動産会社の場合は「何を目的に」「誰に向けて」「どんな役割を持たせるサイトにするか」を事前に整理しておかないと、見た目だけは整っているのに成果が出ないホームページになってしまいます。

本記事では、不動産会社がホームページ制作で失敗しないために、制作会社へ依頼する前に確認しておきたいポイントをご紹介します。

ホームページ制作は目的が重要

ホームページ制作は、何を目的として作るかが定まっていないと、ほぼ100%失敗します。「集客」「求人」「認知」と目的が変われば戦略やサイトの作り方も変わってきます。サイバーインテリジェンスは、お客様の目的やご要望を入念にヒアリングを行ったうえで制作を行います。後で後悔しないホームページを作るためにも、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。

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不動産のホームページ制作でよくある失敗

不動産のホームページ

まずは、不動産会社の方が陥りやすい失敗のパターンを知っておきましょう。知っておくだけで自社で陥るかもしれない失敗を事前に避けることができます。

目的が曖昧なまま制作を進めてしまう

「とりあえず今のサイトが古いから」「スマホ対応にしたいから」という理由で早々とリニューアルを進めてしまうケースはとても多いです。特に、以下の理由で急ぎで作成したいという会社さんは非常に多いので、一度立ち止まってホームページ制作の目的を整理することをおすすめします。

  • 格安だしとりあえず作ってみる
  • 制作会社に丸投げして作ってもらえる
  • サイトが古い、スマホ対応にしたい

賃貸の来店予約を増やしたいのか、売却査定の相談を増やしたいのか、オーナー向けの管理相談を増やしたいのかによって、必要なページ構成や導線、強調するべき内容は大きく変わります。

ここがあいまいなまま制作を進めると、見た目はきれいでも「結局、何のためのホームページなのか分からない」状態になり、集客やお問い合わせに繋がらない「あるだけのホームページ」になってしまいます。

物件を並べるだけで自社の強みが伝わらない

不動産会社のサイトでありがちなのが、ポータルサイトと同じように物件情報を掲載しているだけのサイトです。「どのエリア、種類に強いのか」「どんなサポートスタイルなのか」「どんな相談が得意なのか」といった自社の特徴や強み、スタッフの表情などが不足していると「どこにでもある不動産会社」で終わってしまいます。

お問い合わせを増やすためには「この不動産にしたい」という指名をもらう必要があります。さらに、その指名をもらうためには、競合と差別化を図らなくてはなりません。その差別化を図るための情報は皆様の強みなのです。

スマホや物件検索の使いづらさで離脱される

不動産サイトの物件検索は、ユーザーが最も多く触れる部分です。しかし、その部分が使いづらいと、ユーザーはすぐに別の不動産サイトに移動してしまいます。特に次のような使いづらさは、ユーザーの離脱を招きやすいので、制作会社に依頼する際は注意しましょう。

  • 絞り込みの条件が分かりにくい
  • ボタンが小さい
  • スマホでスクロールやタップがしづらい

今は多くのユーザーがスマホで物件を探します。スマホ画面での見やすさや、検索からお問い合わせまでの導線設計を軽視していると、せっかくの集客機会を逃してしまうので、入念な下準備が必要です。

更新が大変で情報がすぐに古くなってしまう

「リニューアル後、頑張って更新していたが半年もすると止まってしまった」というお話もよくお聞きします。物件の登録や差し替え、ブログやお知らせの更新など、現場の業務と並行して対応することが多いからこそ、そこまで手が回らなくなってきます。

更新画面が分かりにくかったり、担当者が決まっていなかったりすると、成約済み物件がいつまでも掲載されていたり、最終更新日が数年前だったりと、かえって信頼性を損ねるサイトになってしまいます。

「自社サイトの役割」とターゲットを整理

ターゲット

まずは実際に制作へ進む前に必ず整理しておきたい「自社サイトの役割」と「ターゲット」について考えていきます。一番スルーされやすい部分でありながら、怠ることでサイトが曖昧になりやすい部分です。

自社のビジネスモデルは明確にしておく

「不動産」といってもビジネスモデルは様々です。

  • 賃貸仲介が中心
  • 売買仲介・新築分譲が中心
  • 投資用・収益物件が中心
  • 管理会社としてオーナー向けのサービスが中心

ビジネスモデルによってユーザーの悩みや、サイトに求められる情報や役割も大きく変わってきます。「賃貸仲介が中心」の会社であれば、物件検索の使いやすさや内見予約までの導線が重要になり、「売却査定やオーナー獲得を増やしたい」会社であれば、売却までの流れや事例、管理体制などを丁寧に分かりやすく伝えるコンテンツが必要になります。

サイトの主な目的を決めておく

ホームページを作るうえで、目的は非常に重要です。ホームページは目的に合わせて情報を配置し、流れを作るので、そこが明確になっていないと情報がまとまらず、内容が伝わりづらいサイトになります。

目的を決める際は、主な目的とサブの目的の2つに分けておくと情報の優先度をつけやすくなります。

▼主な目的の例

  • 賃貸物件の来店予約・内見予約を増やしたい
  • 売却査定の問い合わせを増やしたい
  • 管理物件を増やすためにオーナーからの相談を獲得したい

▼サブの目的の例

  • 地域に根ざした不動産会社としての信頼感を高めたい
  • スタッフ採用や協力業者の募集にも活用したい
  • 既存顧客向けのお知らせや情報提供にも使いたい

エリアやターゲット像を決めておく

最後に「どのエリアの」「どんなお客様に」選ばれたいのかを明確にします。自社が対応可能なエリアを洗い出したり、ターゲットとするお客様の環境をイメージします。

  • 初めて一人暮らしをする社会人
  • 子育て世帯
  • 地方から移住してくる家族
  • 投資用マンションを探している会社員
  • 管理を任せたいオーナー

ターゲットがはっきりしていると、そのターゲットに刺さるコンテンツ作りに注力することができるので、目的のユーザーが来た時にお問い合わせをする可能性が高まるので、見込み度の高い顧客との商談の機会を増やすことができます。

「お問い合わせをしてくれれば、どんな人でもいい」と曖昧なターゲットでホームページを作ると、誰にも刺さらない抽象的なサイトになってしまい、お問い合わせに繋がらないという事態を招く可能性があります。

不動産会社ならではの「差別化コンテンツ」

不動産会社

不動産業の法人は、令和4年時点で37万を超える数存在しています。そのため、ホームページを持っているだけでは、他社と差別化を図るのは難しいため、自社独自の取り組みや、地域に特化した強みなど「この不動産会社で決めたい」と思えるコンテンツを用意する必要があります。

エリアや生活の情報で「地域に強い会社」を打ち出す

不動産会社の特徴は、対象の地域に詳しいことです。学校区や保育園、近くのスーパーや病院、通勤・通学のしやすさなど、実際に暮らした時のイメージが湧く情報をお客様に分かりやすく伝えられる技術を持っています。

その情報は、まさにユーザーが必要としている情報なのです。「〇〇エリアは子育て世帯に人気」「△△エリアは車移動が中心の方向け」「××エリアは駅から徒歩5分」など、ターゲット別にエリアを紹介する構成にすると、ユーザーにとって魅力的なコンテンツとなります。

実績を「見える化」する

同じ物件でも、必要最低限の項目しか書かれていないサイトと、会社の実績やスタッフの顔が見えるコンテンツがあるサイトのほうが、ユーザーに与える安心感が違います。

代表メッセージやスタッフ紹介、会社の沿革、取扱実績などがまとまっていると、最終的にお問い合わせをする際に不安無くスムーズに商談まで進めることができます。物件のページに担当者コメントを添えたり「スタッフが選ぶおすすめ物件」を設けたりすると、人の温度感が伝わるオリジナリティ溢れるサイトを作ることができます。

成約までの流れを明確にする

全ての不動産会社が成約までの流れが同じであることはあり得ません。必ず会社によって少しずつ違いが出てくる部分があるため、お客様を迷わせないためにも掲載が必要なコンテンツです。

特に、不動産業は何度も利用する人は少ないので、取引の流れを把握していない方が多いです。そのため、成約までの流れを一般の人でも分かるようにまとめておくことで、より細かく見てくれる機会を増やすことができます。ホームページを見て「ここに依頼したらどうなるか」を具体的に想像させることが成約につながる第一歩です。

ブログやコラムで「専門性」と「相談のしやすさ」を強化

ブログやコラムは、専門性と親しみやすさを同時に伝えられるコンテンツです。「○○市の賃貸相場とエリアの特徴」「初めて賃貸契約をする前に知っておきたいこと」「マンション売却の基本的な流れ」「初めての不動産投資でつまずきやすいポイント」など、日々の接客でよく聞かれる質問を題材にすると、実務に役立つ記事になります。

難しい内容をかみ砕いて説明する記事が増えるほど、「わからないことも相談しやすそうだ」と感じてもらえ、問い合わせのハードルも下がります。そのため、ブログやコラムなど定期的に発信できるページは作ってもらうようにしておきましょう。

SEO・WEB集客を見据えたキーワード戦略

キーワード

ホームページは「作って終わり」ではありません。むしろ、作ってから育てていかなければ、どんどん衰退していきます。集客につながるホームページにするために、事前にSEOや集客のイメージも立てておきましょう。

狙うキーワードの方向性を決める

最初から細かいキーワードを決める必要はありませんが「どんな検索で見つけてもらいたいか」は大まかに決めておくと良いです。

例えば「岐阜市 不動産」「岐阜市 賃貸」「岐阜市 中古マンション」など、不動産関連のキーワードだけでも種類は様々です。自社がどんなお客さんを求めているのかを考えて、売却を強化したいなら「岐阜市 マンション売却」「岐阜市 戸建て売却」のような軸となるワードを決めておくと制作もスムーズに進めることができます。

下層ページとブログで細かいニーズを取りに行く

目標とするキーワードは、挙げ始めると「これも狙いたい」「あれも狙いたい」と、どんどん増えていきます。しかし、1つのページで複数のキーワードを狙うことは不可能です。そのため、キーワードに優先度をつけ、主力なキーワードはトップページで狙い、その他のキーワードや細かいものは下層ページや、ブログを書いて拾っていくと、様々なキーワードでアクセスを稼ぐことができます。

ブログを書く際は「このページは〇〇に悩んでいる人に向けたページ」というように、1ページ1テーマを心がけて記事を書いていくと、コンテンツの方向性もブレにくくなります。

不動産でホームページ制作会社を選ぶときのポイント

制作会社選び

制作会社によっては、お客様の意見を優先して、本当は効果が薄れるやり方でも実装してしまう場合があります。良くないことは、良くないと指摘したうえで、お客様の意図を把握して提案をしてくれる制作会社を選ぶようにしましょう。

ここでは、不動産会社が制作会社を選ぶときのポイントを紹介します。

不動産分野の制作実績があるか

まず、必ず確認したいのは、その会社が不動産分野にどれくらい携わってきたかです。単に「不動産のサイトを作ったことがある」ではなく「どんな目的で、どんな戦略で、どんな成果が出たのか」まで聞いてみると、実力が見えてきます。

例えば、「サイトの使いやすさ」「見やすさ」「分かりやすさ」は、制作会社に聞かなくても自身の目で見て確認することができます。「このサイトは分かりやすい」「見やすい」などデザインではなく、伝わりやすさやお問い合わせまでの流れがはっきりしたサイトができていると、会社ごとの悩みに沿った理想のホームページを作ってくれる可能性が高いです。

サイバーインテリジェンスの不動産のホームページ制作事例一覧

検索機能やシステム連携の対応

不動産のサイトといえば、物件検索や既存システムとの連携などがポイントになってきます。物件管理システムとの連動をするのかや、自社で登録した物件だけを掲載するのか、ポータルサイトとはどういう位置づけにするのかなど、必要な機能や設計は変わってきます。

制作会社に相談するときは「今どんなシステムを使用しているか」「物件登録はどのように行うのか」など前提の質問をしておくことをおすすめします。そういった知識のない制作会社に任せると、予約物件が重複したり、成約済みの物件が予約できたりなど、トラブルを招く可能性があるので十分注意が必要です。

集客施策まで相談できるか

小規模な制作会社や格安なサービスでありがちなのは、デザインの優れたサイトを納品して、集客の観点が疎かになっていることです。ホームページは「作ること」が目的ではなく「反響につなげる」ことが目的です。

そのため、制作会社を選ぶ際は、デザインの良し悪しや価格だけで決めず、SEOや広告、集客についての相談など、Webマーケティング全般について相談しながら進められるかを確認したうえで決めることをおすすめします。

打ち合わせの中で、「このエリアならこういったキーワードが狙えそうです」「売却を増やしたいなら、こういう導線設計が考えられます」といった話が自然に出てくるかどうかで、集客への理解度がある程度判断できます。

更新のしやすさとサポート体制

不動産のサイトは特に、お知らせやブログだけではなく、物件の登録や予約管理など、公開後に日々更新をしていく必要があります。そのため、更新画面が分かりづらかったり、ちょっとした修正で高額な費用がかかっていると、現場の負担が大きくなり、満足に更新ができなくなります。

管理画面の操作イメージや更新できる範囲、マニュアルや操作説明など、更新に関する事前情報はできるだけ耳に入れておきましょう。

 

不動産のホームページ制作をご検討の方へ

サイバーインテリジェンスは、お客様が抱えているお悩みや達成したい目標を丁寧にヒアリングしたうえで、集客につながるホームページの戦略をご提案します。プロのWebマーケターが打ち合わせから公開後の運用まで伴走するので、ギャップが少なく、これまでご依頼いただいたお客様からも高いご満足をいただいています。

今回ご紹介した事前確認ポイントがまだ固まっていない段階でも大丈夫です。一緒にイメージを整理しながら形にしていきますので、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。

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岐阜のホームページ制作なサイバーインテリジェンス

私たちは岐阜を中心に10年以上にわたり、2,000社超のホームページ制作・SEO・Web広告運用などワンストップで支援してきました。Web集客に課題を感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

岐阜のホームページ制作 実績と改善提案

この記事を書いた人

SEOストラテジスト

Onda

Webクリエイターとして入社し、現在はSEO担当をしています。アクセス数の変化や動向、検索キーワードについて分析・最適化を行いながら、効果的な施策を実施しています。日々資格の取得や新しい知識の習得にも力を入れており、お客様の課題に対して、最適なご提案や、専門的な内容でも分かりやすい説明を心がけています。

保有資格

Webデザイナー検定 エキスパート・マルチメディア検定 エキスパート・全商情報処理検定試験ビジネス情報部門1級・全商情報処理検定試験プログラミング部門1級・SEO検定1級・ITパスポート・Google認定資格(検索・ディスプレイ)

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