無料ホームページ制作サービスのメリットやデメリットはありますか?
無料で簡単にホームページを制作できる便利なサービスですが、メリットとデメリットはあります。
無料ホームページサービスのメリットとデメリット
メリット
まず、メリットから紹介します。
- 最も大きなメリットは「無料」
- 直感的な操作でホームページ制作が可能
- 自分で更新できるため、スピーディに更新できる
- ホームページの更新のための更新作業費用がかからない
ホームページ制作会社に頼むとお金がかかりますので、「無料」ということが最大のメリットです。
「ホームページは欲しいけど、お金を掛けるほどではないし、HTMLとか書けない」という場合も、直感的にドラッグ&ドロップで画像やバナー、文章を設置できますので、簡単に制作、更新ができるというメリットがあるでしょう。
デメリット
制作前は意外とデメリットが少ないように感じますが、制作中から運用を始めるとかなりデメリットがあります。
- できることが制限されていて、できるようにするには有料の場合が多い
- 無料の場合、自社とは関係のない広告が表示されることが多い。有料プランに変更することで消える
- 自分で写真や文章を考えて追加していく必要がある
- ある程度決めたテンプレートから選択するため、他のサイトと差別化するのが難しい
- オリジナルサイトを作ろうとした場合に、移行が簡単ではない
- サービスが何らかの形で終了した場合に、サイトごと消えてしまう可能性がある
- 独自ドメインが取得できないため、SEO対策として弱い
- 自分でSEO対策を進めなければいけない
このなかで最も怖いのは、サイトが消えてしまうことではないでしょうか。
利用規約にも明記されていることではありますが、何らかの理由でサービスを終了してしまうことがあります。
その場合、事前に告知され、データの引っ越しの方法などは提案があるかもしれませんが、最悪サイトが消えてしまうことも考えられます。
また、無料のままでは独自ドメインが使えない事が多く、SEO対策についても弱いです。
独自ドメインとは、「https://cyber-intelligence.co.jp/」このURLの場合「cyber-intelligence」の部分のことです。
無料ホームページ制作サービス(WIX)の場合、URLは「https://〇〇.wixsite.com/△△」となります。
〇〇の部分がサブドメイン、△△がサブディレクトリと言われます。
この場合、トップレベルドメインは「wixsite.com」となります。
トップレベルドメインのSEO評価がサブドメインにも影響するので、評価が高ければ追加した直後でも検索時にトップレベルドメインのしたに表示されます。しかし、サブドメイン単体での評価はトップレベルドメインに比べて下がる傾向にあるので、自分が作成したサイトを際立たせていきたい場合、不利になることもあります。
まとめ
無料ホームページ制作サービスはビジネスでの使用は避けた方が無難です。
ビジネスでホームページを使用する場合、検索結果に上位表示させる様に、SEO対策を行わなければなりません。しかしながら、独自ドメインを使っていない場合は、がんばってSEO対策を行っても、努力が報われない可能性があります。
特定のグループ内などの告知に使用する場合は直接URLを告知すればよいので、無料ホームページ制作サービスを使えるのではないでしょうか。