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コンテンツを公開した後は放置で構いませんか?

公開したら終わりではありません。コンテンツの改善をしていきましょう。

数値化して比較しよう

WebコンテンツのPDCAサイクルを回しましょう。生産管理や品質管理、人材育成でも使用されるPDCAサイクルを活用し、Webコンテンツを改善していきます。

Plan(計画):企画におけるキーワード選定とトピックスの確認
Do(実行):執筆、編集、校正によりコンテンツを作成し、公開する
Check(確認):ターゲットの利用状況のデータを収集
Act(改善):データを分析し問題点を突き止め、改善する

Plan(計画)とDo(実行)は前回までにご紹介したキーワードの選定や、コンテンツライティングです。
今回は、Check(確認)とAct(改善)をご紹介します。

Check(確認):利用状況データの収集
Webでは「いつ、どこに、誰が、どのように訪問し、どのような利用をしたか」を簡単にデータで知ることができます。そして、各種データを収集する際に使用するのが、アクセス解析ツールなのです。Googleアナリティクスなどがあります。

Act(改善):データの分析と問題点の推定と改善
「Check(確認)」によって収集したデータを利用して問題点をあぶり出し、改善ポイントを突き止め計画につなげるのが「改善」です。

 

 

改善対象別のチェックデータとは

アクセス解析では6つのポイントを確認することで、改善対象毎に分析できます。

 

  1. 表示順位:対象ページの検索結果における表示順位
    SEO対策に失敗して、Googleの評価が低くなっている可能性があります。
    「編集」「校正」作業に戻り、Webページのコンテンツ量やキーワード出現率の調整が必要です。
  2. 表示回数:検索結果において、対象ページのURLが表示された回数
    「表示順位」が高いのに、「表示回数」が少ない場合は、選択したキーワードが悪いと考えられます。キーワード自体の検索件数が少なく、成果が上がっていない可能性が高いため、「企画」に戻り、検索件数の確認とキーワードの再選定を行いましょう。
  3. CTR(Click Through Rate/クリック率):検索結果に表示された際に、対象ページがクリックされた割合
    「CTR」が低い場合、検索結果に表示されていながら、対象ページのURLがクリックされていないことを示します。
    キャッチコピーの見直しを行いましょう。
    CTRはキャッチコピーだけでなく、検索時に表示される「抜粋」の影響も受けます。
    キャッチコピーと抜粋のどちらに問題があるかを判断し、改善しましょう。
  4. 平均セッション時間:利用者がサイトを訪問してから出ていくまでの平均時間
  5. 直帰率:ほかのページをみないで、そのまま離れたユーザーの割合
  6. コンバージョン率:ユーザーのなかでこちらの目標とするアクションをした人の割合
    4~6はまとめてご紹介します。4~6はコンテンツのできを判断するためのデータです。
    「平均セッション時間」が短く「直帰率」が高い場合、コンテンツの魅力が低く、読むに値しないと判断されていると考えられます。コンテンツの書き出しの修正を行いましょう。また、見た目が悪かったり、Webページの表示に時間がかかっていたりする可能性もあるので、改善作業を始める前に、合わせてチェックしましょう。


「平均セッション時間」が長いのに「コンバージョン率」が低い場合、コンテンツには満足しているものの、アクションにつながっていません。コンテンツの内容がアクションに繋がる内容になっていないか、アクションを取ろうとしても、申し込みボタンや連絡先がわかりづらい可能性もあります。コンテンツの修正とともに、導線の再設計を行いましょう。

 

 

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