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スマホ対応とスマホファーストの違いとは?

スマホで閲覧できるホームページは、スマホ対応とスマホファーストに分類できます。両者にはどのような違いがあるのか、Web業界に携わっていてもはっきり説明できないケースも少なくありません。ここでは両者の違いについてまとめました。

 

スマホユーザーのニーズに対応しているかの違い

スマホ対応サイトは、パソコンサイトがベースです。そのうえでスマホでも閲覧できるようにサイトを置き換えています。一方スマホファーストのサイトはスマホユーザーのニーズに対応してWebサイトを構築しています。スマホユーザーを重視しているのであれば、スマホ対応だけでなくスマホファーストという発想のもとでサイト制作を進めるべきです。

 

スマホ対応サイトの問題点

スマホ対応サイトの場合、デバイスに合わせて表示サイズを自由に変更できます。URLもパソコンとスマホでは変わらないため、共有も簡単です。もしスマホ用とパソコン用を別々にサイト構築する場合、Googleなどのアルゴリズムにそれぞれのページの存在することを通知しなければなりません。しかしスマホ対応サイトでパソコンサイトのURLが一緒であれば、この手間も省けます。

しかし問題点もあって、すべてのページでパソコン用とスマホ用のソースを読み込む必要があります。情報量が多くなるため、おのずと表示速度も低下します。画像や動画も毎回読み込まないといけないので、データサイズをあまり大きくはできません。すなわち、閲覧しにくくなるのがスマホ対応サイトの問題点といえます。

 

スマホファーストの期待できるメリット

スマホファーストでサイト構築する場合、モバイルをベースにコンテンツを厳選します。またスマホはパソコンと比較すると、どうしてもスペックは低くなります。その環境下で快適にサイトを見るためには、データを少なくするのがスマホファーストの基本的な発想です。スマホファーストでデータを少なくすればパソコンの負荷も軽減され、表示スピードもアップします。その結果、パソコンでもスマホでも快適に閲覧できます。

 

まとめ

総務省が発表した情報通信白書の平成29年度版を見ると、スマホの世帯保有率は2010年段階では9.7%でした。それが2016年には71.8%にまで急増しています。特に10~40代の間でスマホがかなり普及していて、彼らをできるだけ取りこぼさないことが今後のビジネス成功のカギといわれています。ただ単にスマホに対応したサイトを作るのではなく、スマホユーザーが見やすい、必要な情報にすぐにアクセスできるようなスマホファーストのサイト制作が今後ますます重視されるでしょう。

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