売上げアップがするホームページを作りたいが具体的に何をすればいいですか?
2020/03/31
SEO対策を適切に行うとホームページのアクセス数を増やすことができますが、アクセス数が増えているのに売上げがアップしないということがあります。このような場合、ホームページがユーザーを逃しやすい作りになっていたり、ユーザーニーズを満たせていない可能性があります。ホームページがどのような課題を抱えているかを分析し、改善に取り組みましょう。
アクセス解析を活用する
ページの改善点を検証するために、GoogleアナリティクスやYahoo!アクセス解析などのアクセス解析ツールを活用しましょう。アクセス解析ツールはWEBサイトへの訪問者のデータや傾向などを把握することができるツールで、ページビュー(PV)やユニークユーザー(UU)、ユーザーのページへの訪問数(セッション)平均滞在時間、直帰率、離脱率、コンバージョンの達成率(CVR)などが把握できます。
また、これらのデータを分析すると「ユーザーがどのようなコンテンツを好むか」「ユーザーがどこで離脱するか」「なぜ離脱するか」「売り上げに繋がるユーザーはどのように行動をしているか」などを知ることができます。
仮説を立てて改善に繋がる行動を実行する
アクセス解析で得られたデータから現在抱えている課題についての仮説を立て、課題をクリアするにはどうすればよいかを計画・実行しましょう。
例えば、ページビューは多いものの、ユーザーがほかのページを見ずに離脱してしまうという場合はコンテンツ同士の繋がりが悪い可能性があります。メニューボタンの配置や大きさなどを変更して回遊しやすい構造にしたり、関連性の高いコンテンツ同士をリンクで繋げたりしてみましょう。
実行した後、実際にどのような成果を得られたかをチェックすることも重要です。成果によっては別の方法を試したり、計画自体が間違っていないか検証したりする必要があります。最初は何が課題なのかわからないかもしれませんが、計画・実行・検証・改善をくり返すことで課題が明確になります。
MAツールやAIツールを併用する
アクセス解析のデータを見てもどのように分析すればよいかわからない、どんな課題があるのか把握できないといったの場合は、アクセス解析だけではなくユーザーの行動パターン解析ができるMAツールや、アクセス解析データから仮説検証、改善のアドバイスをしてくれるAIツールを併用してもよいでしょう。アクセス解析だけではわかりづらい改善点をより明確にできるのではないでしょうか。
まとめ
アクセス解析ツールやMAツール、AIツールなどを有効に使えばホームページが抱える課題を把握し、改善点を見つけることができます。しかし、どのような計画を立てて何を実行するかを決めるのは人間ですので、ツールを使うだけで売上げがアップするというわけではありません。
また、魅力的なコンテンツや見やすい構造のホームページを作っても、訪問者が少なければ売上げは上がりません。ページの改善だけではなく、SEO対策も継続的に行うとよいでしょう。