
「ChatGPT」「Gemini」「Claude」「Grok」「Muse」など、ここ数年で日本でもAIを利用する個人・企業が爆発的に増えてきています。
それに伴って、AIを使ってホームページに掲載する「ブログ」や「コラム」を書く企業も増えています。
「時短になるから」と多用してしまいがちですが、AIで記事を量産するとどうなるのでしょうか?今回は、爆発的に利用者が拡大するAIで記事を量産した場合、どうなるのかと、検索結果への影響についてお話しします。
目次
AIの利用者数は右肩上がり
個人における生成AIサービスの利用経験(日本国内)
| 年度 | 使ったことがある | 使ったことがない |
| 2023年度調査 | 9.1% | 90.9% |
| 2024年度調査 | 26.7% | 73.3% |
| 2025年度調査 | 58.8% | 41.2% |
(出典)総務省(2026)「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」
企業における生成AI利用状況(日本国内)
| 年度 | 利用割合 |
| 2024年度調査 | 55.2% |
| 2026年度調査 | 86.4% |
(出典)総務省(2026)「国内外における最新の情報通信技術の研究開発及びデジタル活用の動向に関する調査研究」
2022年11月末に「ChatGPT」が公開されてから2026年までの約4年間で日本国内だけでもAIの利用者が右肩上がりに増えています。
たった1.2年前は「AI使わないとねー」「うーんAIかぁ…」と言っていたところが、今ではAIを使うのが当たり前、AIに任せて別の仕事をするといったようにAIを使うのが当たり前の時代に早変わりしました。
AIで記事を書くユーザーの割合
| 年度 | 利用割合 |
| 2022年 | 4.6% |
| 2023年 | 35.9% |
| 2024年 | 47.0% |
| 2025年 | 50.9% |
| 2026年 1~3月 | 49.9% |
出典:Graphite「AI Now Writes as Many Online Articles as Humans」(2026年5月15日)
このデータを見ると、AI主体の記事の割合は「ChatGPT」が公開されてから大幅に伸びています。今までは、プロのライターやブロガーなどに頼んで書いてもらっていた記事が、一般人でも手軽に書けるようになったわけですね。
しかし、手軽になったことで「量産」もできるようになってしまいました。WEB集客は、ホームページへのアクセスが命ですから、検索順位を上げようと、AIにブログを書かせて大量に公開する企業も増えています。
そんなAIで書いた記事がネット上に出回ることで、検索事情はどう変わったのでしょうか?
AIで記事が増えたことによる影響
同じような内容の記事が増えた

AIは記事を書くことができますが、事前に情報を与えておかないと、一般論で記事を書こうとします。一般論というのは、既にネット上に出回っている情報を指します。
そのため、事前に情報をあまり与えずに記事を書かせてしまうと、ネット上にある情報をもとに記事を書いたり、他の会社も同じようにAIで記事を書いたりしているため、情報の価値が薄くなっていきます。
他にも、「この人が書いたから価値がある」「この人の記事は分かりやすい」といったカリスマ性や、「この会社が出すデータは参考になる」といった企業への信頼は、AIに任せるだけでは生まれません。
独自の情報がより重要になった

AIで記事が書けるからと量産する企業が増えたことで、とあるキーワードで検索したときに、上位に上がる記事は、他の記事よりも情報量が多く、網羅性が高く、問題解決ができて、独自の情報・経験・見解など、キーワードを狙って書くだけでは上位に上がらない時代になりました。
そのため、とあるキーワードで検索したときに最低限必要な情報に加えて差別化の図れる情報が必ず必要になっています。
AIで記事を量産するのはNG?
ここまで、AIで記事を作成することによる影響について話してきましたが、そもそもAIで記事を作ること自体は良いのでしょうか?
Googleは、「AIや自動化は、適切に使用している限りはGoogleのガイドラインの違反になりません。(引用:GoogleSearchCentral)」と明記しています。
「AIには、これまでにない面白い方法で有用なコンテンツを作成したり、コンテンツを改善したりできる」という可能性を見込んでGoogleはAIで作ったコンテンツを禁止にはしていません。
しかし、検索結果の操作を目的としたようなコンテンツ生成に使用する場合は、「スパムに関するポリシーへの違反」とみなすと記載されています。
単純に量産すると逆効果
一般論だけの記事や、内容が薄い記事を量産すると、記事によってはGoogleから「低評価」判定を受けることがあります。
それに気づかず、低評価の記事を公開し続けてしまうと、ホームページの中には低評価の記事がどんどん増えていきます。
そうして溜まった膨大な低評価ページは、サイト全体にも影響をお呼びす可能性があります。例えば、もともと上位だったキーワードでも順位を落とし始めてしまいます。
そのため、GoogleSearchConsoleを使って、今公開しているページが低評価判定を受けていないかを確認しておきましょう。
質の高い記事を書くためには
E-E-A-Tの品質を満たす必要がある

結局、Googleは何を言っているのかというと「質が高ければAIを使ってもいいよ」と言っています。
その、「質が高い」の基準となるとしてE-E-A-Tというものがあります。この基準を満たせているかを確認することで、作った記事が評価に値するかを判断することができます。
| Experience(経験) | 商品を実際に使った人の評価や感想 |
| Expertise(専門性) | 資格・スキルを持っているか |
| Authoritativeness(権威性) | 第三者から評価されているか |
| Trustworthiness(信頼性) | サイトや情報が信頼できるか |
オリジナリティが必要
オリジナリティと聞くと、難しく聞こえますが、やることは意外と単純です。自分たちしか知らない情報を入れることです。
例えばこんな情報は独自のデータになります。
【例1】
過去のお客さんのうち5割は「集客」に困っていて、3割は「求人」。2割は「認知」。
【例2】
「WEB集客」でお客様からよくいただく質問
今まで対応したお客様の相談時の悩みや、質問は立派なオリジナリティです。記事のテーマに合わせて、自分の会社ならではの意見や解決策を提示してあげるだけで、一般論からあなたしか書けない記事に変わっていきます。
その「あなたしか書けない」をどれだけ出せるかで、検索順位が上がるか、AIに引用・紹介されるかが大きく変わってくるのです。
記事の量産は質が命
今回は、AIで記事を量産はNGをテーマにお話をしてきましたが、AIに丸投げをして記事を作成しても、お問い合わせや検索上位にはつながらないというのが結論です。
しかし、記事にどれだけ自分の意見や見解、事例、実績など、独自の情報の入った記事にすることで、結果は少しずつ変わってきます。
この記事は10年後にも残しておけるクオリティのものか、見劣りしないかなどを考えて作成をしていくと自ずと質の高い記事を作ることができます。
今回紹介したことを意識しながらご自身のホームページで記事を書いてみてください。きっとAIに任せるよりも価値のある記事ができますよ。
記事を作成する時間がない方へ
「理屈は分かったけど、ブログやコラムを書いている時間なんてないよ。」という方向けに、サイバーインテリジェンスでは、SEO対策やAIに引用・紹介されるための記事作成及び、SEOコンサルを承っています。
AIの普及によって、ホームページからの集客に危機感を感じているという方は、お気軽にご相談ください。


