スマホ専用ホームページのデメリット4つ
2019/07/10
現在ではパソコンではなくスマホを使ってインターネットにアクセスする方も多いです。そのような方を取り込むために、スマホ専用ホームページの制作を検討していませんか?スマホ専用ホームページにはメリットだけでなく、デメリットもあります。主なデメリットについて、以下でまとめました。
その1 手間がかかる
スマホ専用サイトを運営するデメリットで大きいのは、手間がかかる点です。もしパソコン用とスマホ用のウェブサイトを両方運営する場合、記事の追加や更新、修正など何をするにしても倍手間がかかります。というのもパソコン用とスマホ用では、HTMLファイルは別々に管理する必要があるためです。画像などの素材についても、2つ用意しなければならず、長く運営し続けると面倒に感じるかもしれません。
その2 コストアップの可能性
サイトに何かしらの問題が見つかり修正する場合、スマホとパソコンの両方を修正しなければなりません。そうなるとそれだけ余計に手間暇をかけなければならず、運用コストが増大する恐れがあります。
その3 情報発信が非効率的
スマホ専用ホームページとパソコン用では異なるURLを使用するのが一般的です。その結果、スマホとパソコンSNS上にシェアしようとしてもURLが違ってしまいます。よってSNSを使って自社の情報を拡散したくても、パソコンとスマホで割れてしまって効果が半減する恐れがあります。またスマホ用のページを別に設定している場合、URLが別になるため転送設定を行わないといけなくなります。
その4 上位表示できないリスクも
パソコン用とスマホ用のホームページでは、ほとんど内容は一緒という方も多いでしょう。これがデメリットになりえます。というのも2つのサイトに重複した内容が多ければ多いほど、コピーしたサイトと評価されかねないからです。
検索エンジンがコピーサイトと判断するとマイナスに評価され、検索結果の上位に表示されにくくなる恐れがあります。重複の評価を回避するためにはタグを埋め込む、パソコン利用者へリダイレクトを設定するなど余計な作業が必要です。
まとめ
スマホ専用ホームページを作ることで、パソコンとスマホ両方からの集客が見込めるメリットは確かにあります。しかし一方で、作業がそれだけ多くなる、修正するにもパソコンサイトだけと比較してコストがかかるなどのデメリットもいろいろと出てきます。メリットデメリットの双方を考慮に入れて、スマホ専用ホームページを作る効果が期待できるかどうか検討しましょう。