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SEO

検索順位が下がった!まず何をすればいい?原因の見つけ方と原因別の対処法

検索順位が下がった!まず何をすればいい?

「あれ…いつも1ページ目にあったはずのページが、見当たらない」
「最近、ホームページからのお問い合わせが急に減った気がする」
「社長から『検索しても出てこないけど、どうなってるの?』と聞かれてしまった」

検索順位が下がったことに気づいた瞬間は、誰でも焦ってしまうものです。「何か悪いことをしてしまったのでは」「このまま戻らなかったらどうしよう」と、不安で頭がいっぱいになりますよね。

でも、まずは一度深呼吸をしてください。検索順位が下がったときに一番やってはいけないのは、原因が分からないまま、慌ててサイトをあれこれ変えてしまうことです。

検索順位が下がる原因は、大きく分けるといくつかのパターンに絞られます。落ち着いて一つずつ確認していけば、原因の見当はつけられます。

本記事では、検索順位が下がったときに「最初に確認すること」「考えられる原因」「原因別の対処法」、そして「やってはいけないこと」を、順番にじっくり解説します。

ホームページの順位、ヤバいかも…

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まずは「本当に下がったのか」を確認する

原因を探す前に、まずは状況を正しく把握しましょう。実は、「下がった」と思っていても、よく調べてみると一時的な変動だった、というケースは十分にあります。

検索順位は、毎日少しずつ揺れ動いている

Googleの検索順位は、固定されたものではありません。数位程度の上下は日常的に起こっていますし、検索する人の地域や端末、過去の検索履歴などによっても、表示される結果は変わることがあります。

そのため、自分のパソコンで1回検索しただけで「下がった」と判断するのはまだ早いです。日を変えて何度か確認したり、次にご紹介するSearch Consoleのデータで確認したりすることが大切です。

Search Consoleで「期間を比較」する

Googleが無料で提供しているSearch Console(サーチコンソール)の「検索パフォーマンス」を開き、日付の設定で「比較」を選んでみてください。たとえば「過去3か月」と「その前の期間」を比べると、クリック数、表示回数、平均掲載順位がどれくらい変化したのかを数字で確認できます。

Googleも公式ガイドの中で、検索トラフィックが減少した原因を調べる方法として、Search Consoleのパフォーマンスレポートを使うことを紹介しています。

SearchConsole画面

「サイト全体」か「一部のページ」かを切り分ける

次に確認したいのが、順位が下がっているのは「サイト全体」なのか、「特定のページやキーワードだけ」なのかという点です。

Search Consoleの「ページ」や「クエリ(検索キーワード)」のタブで比較すると、どのページ、どのキーワードで大きく数字が減っているかが分かります。この切り分けができるだけで、原因の候補はぐっと絞り込めます。

  • サイト全体が一斉に下がっている場合:
    Googleのアップデート、サイト全体の技術的な問題、セキュリティの問題などが疑われます。
  • 一部のページやキーワードだけが下がっている場合:
    競合サイトの台頭、そのページの情報の古さ、ページ単位の設定ミスなどが疑われます。

検索順位が下がる主な原因

Googleは公式ガイドの中で、検索トラフィックが減少する主な原因として、技術的な問題、セキュリティの問題、手動による対策、アルゴリズムの変更、そして検索への興味や関心の変化などを挙げています。ここに「競合サイトの台頭」を加えた6つが、検索順位が下がるときの代表的な原因です。

① Googleのアルゴリズムの更新(コアアップデートなど)

コアアップデート

Googleは、より役に立つ検索結果を表示するために、検索順位の決め方(アルゴリズム)を常に改良しています。特に年に数回行われる大規模な更新は「コアアップデート」と呼ばれ、多くのサイトの順位が大きく入れ替わることがあります。

順位が下がった時期と、Googleがアップデートを実施した時期が重なっていないかを確認しましょう。Googleは、「Google検索ステータスダッシュボード」でランキングの更新情報を公開しています。

大切なのは、アップデートで順位が下がったとしても、それはサイトが「悪いことをした」という罰ではないということです。Googleの評価基準が変わった結果、他のページの方がより役に立つと判断された、と考えるのが自然です。

※コアアップデートの情報は、Google Search CentralのXで随時更新されます。

② サイトの技術的な問題

コーディングをする人

サーバーが止まっていた、ページが表示されなくなっていた、Googleの巡回ロボットの立ち入りを禁止する設定になっていた、といった技術的な問題があると、Googleがページを正しく読み取れず、順位が下がったり、検索結果から消えたりします。

特に注意したいのが、ホームページのリニューアルやプラグインの更新、サーバーの移転をした直後です。検索結果に表示させないための「noindex」という設定が誤って残っていたり、ページのURLが変わったのに転送設定(リダイレクト)がされていなかったりするケースは少なくありません。

関連記事:サイトリニューアル時のSEO|検索順位を落とさないための準備から公開までの完全マニュアル

③同じ内容のページを作った

とあるキーワードで上位表示を目指すために、同じキーワードを対策するための記事をいくつも書いてしまうと、それぞれに評価が分散してしまい、検索順位が下がってしまう「カニバリ」という現象が起こります。

記事を公開した数日後から検索順位が下がったり、検索結果に自社サイトが2.3件並んだりしている場合は評価が分散している可能性があるので注意が必要です。

④ セキュリティの問題(改ざん・ハッキングなど)

SearchConsole セキュリティの問題

サイトが第三者に改ざんされたり、不正なプログラムを仕込まれたりすると、Googleが検索結果に警告を表示したり、評価を下げたりすることがあります。

「知らないうちに見覚えのないページが増えていた」「検索結果に自社と関係のない言葉が表示される」といった異変があれば要注意です。Search Consoleの「セキュリティの問題」レポートで、Googleから警告が届いていないか確認しましょう。

⑤ 手動による対策(ペナルティ)

SearchConsole 主導による対策

Googleのガイドラインに違反していると判断された場合、Googleの担当者によって、サイトの一部または全体が検索結果から除外されることがあります。これを「手動による対策」と呼びます。

手動による対策を受けているかどうかは、Search Consoleの「手動による対策」レポートで確認できます。ここに何も表示されていなければ、手動による対策は原因ではありません。過去に業者に依頼して不自然な被リンクを大量に集めていた、といった心当たりがある場合は、特に確認しておきましょう。

⑥ 季節や世の中の関心の変化

「順位は変わっていないのに、アクセスが減った」という場合は、そもそもそのキーワードで検索する人自体が減っている可能性があります。

たとえば、エアコンの修理は夏に、年賀状は年末に検索が増えるように、多くのキーワードには季節による波があります。Googleトレンドを使えば、そのキーワードが検索される量の推移を無料で確認できます。前年の同じ時期と比べてみるのもおすすめです。

⑦ 競合サイトの台頭

自社のサイトには何の問題もないのに、順位が下がることもあります。それは、競合のサイトが、より充実したページを公開したり、内容を改善したりした場合です。

検索順位は、あくまで他のページとの「比較」で決まります。自社のページが変わっていなくても、ライバルが良くなれば、相対的に順位は下がってしまうのです。今、自社より上に表示されているページを実際に読み比べてみると、「何が足りないのか」が見えてくるはずです。

  • ある日を境に、サイト全体が急に下がった
    アルゴリズムの更新、技術的な問題、セキュリティの問題、手動による対策を疑う
  • 特定のページだけが、じわじわ下がっている
    競合サイトの台頭、情報の古さを疑う
  • 毎年同じ時期に下がり、また戻る
    季節による検索需要の変化を疑う

原因別の対処法

選択

原因の見当がついたら、それに合わせた対処を行いましょう。

アルゴリズムの更新が原因の場合

アップデートの直後は、順位が大きく揺れ動くことがあります。すぐに大がかりな修正をするのではなく、まずは少し様子を見るのがおすすめです。

そのうえで順位が戻らない場合は、下がったページが「検索した人の役に立つ内容になっているか」を見直します。情報が古くなっていないか、上位のページと比べて足りない情報はないか、自社ならではの経験や事例が入っているか。こうした点を一つずつ改善していきましょう。改善の効果が順位に表れるまでには、時間がかかることもあります。

技術的な問題が原因の場合

問題の箇所を修正したら、Search Consoleの「URL検査」から、Googleに再度ページを確認してもらうようリクエストできます。noindexの設定やリダイレクトの漏れは、修正すれば比較的早く回復が見込めるケースが多い原因です。

セキュリティの問題・手動による対策が原因の場合

改ざんされたページの復旧や、ガイドライン違反の修正を行ったうえで、Search ConsoleからGoogleに審査(再審査)をリクエストします。セキュリティの問題は、サイトを訪れたお客様にも被害が及ぶおそれがあるため、専門知識のある会社に早めに相談することをおすすめします。

競合の台頭・情報の古さが原因の場合

上位のページと自社のページを読み比べ、足りない情報を追加したり、古くなった情報を最新にしたりする「リライト」を行いましょう。単に文字数を増やすのではなく、読者の疑問にもっと的確に、もっと分かりやすく答えるにはどうすればいいかという視点で見直すことが大切です。

関連記事:SEO効果を高めるリライト方法とは?実践的な手順やコツ・ポイントを解説

検索順位が下がったときに「やってはいけないこと」

注意点

焦っているときほど、つい手を出してしまいがちな「やってはいけないこと」があります。回復を遠ざけないためにも、次の点には注意してください。

  • 原因が分からないまま、ページを大量に書き換える・削除する
    下がった原因とは関係のない部分まで変えてしまうと、かえって評価を落とすことがあります。
  • 短い期間に何度も修正を繰り返す
    どの修正が効果があったのか分からなくなり、次の改善につなげられません。
  • ページのURLを安易に変える
    URLを変えると、それまでの評価を引き継げないおそれがあります。
  • 被リンクの購入やキーワードの詰め込みなどの「裏技」に頼る
    Googleのガイドライン違反にあたり、手動によるペナルティを受ける原因になります。
  • 「必ず1位に戻します」という業者に丸投げする
    検索順位を保証できる人は誰もいません。何をするのか説明してくれない業者には注意が必要です。

当社も順位が下がった経験があります

実は、ホームページ制作やSEO対策をお手伝いしている当社も、自社サイトの主要なキーワードで順位が下がった経験があります。

そのときも、まず行ったのは、本記事でご紹介したとおりの手順でした。Search Consoleで下がった範囲と時期を確認し、Googleのランキング更新の時期と照らし合わせ、上位に入れ替わったサイトと自社のページを読み比べる。慌てて手を加える前に、まず「何が起きたのか」を冷静に切り分けることが、何より大切だと実感しています。

検索順位は、どんなサイトでも下がることがあります。大切なのは、下がったときにどう向き合うかです。

よくある質問

Q. 検索順位が急に下がる原因は何ですか?

ある日を境にサイト全体の順位が急に下がった場合は、Googleのアルゴリズムの更新、サーバーの停止やnoindexの設定ミスなどの技術的な問題、改ざんなどのセキュリティの問題、手動による対策が主に考えられます。まずは順位が下がった日付を特定し、その時期に何があったかを確認しましょう。

Q. 順位は変わっていないのに、アクセスが減ったのはなぜですか?

季節によって検索する人の数そのものが減っている可能性があります。また最近は、検索結果の一番上にAIがまとめた回答(AIによる概要)が表示されることで、順位は同じでも、クリックされる数が減るケースもあります。順位だけでなく、表示回数やクリック率もあわせて確認しましょう。

Q. 下がった順位は、どれくらいで戻りますか?

原因によって大きく異なります。技術的な設定ミスであれば、修正後に比較的早く戻ることもあります。一方、アルゴリズムの更新や競合の台頭が原因の場合は、ページを改善してから評価が変わるまでに時間がかかることも少なくありません。焦らず、改善を続けることが大切です。

Q. 順位が下がったのではなく、そもそも上がらない場合は?

「下がった」のではなく「最初から上がらない」場合は、キーワードの選び方や、検索した人の知りたいことにページが答えられているかなど、見直すべきポイントが少し異なります。狙っているキーワードで上位に表示されているページを読み、自社のページに足りないものを探すところから始めてみましょう。

まとめ

今回は、検索順位が下がったときに確認すべきことと、原因別の対処法について解説しました。

  • まずは慌てず、Search Consoleで「本当に下がったのか」を期間比較で確認する
  • 「サイト全体」か「一部のページ」かを切り分けると、原因を絞り込みやすい
  • 主な原因は、アルゴリズムの更新、技術的な問題、セキュリティの問題、手動による対策、季節や関心の変化、競合の台頭
  • 原因に合わせて対処し、原因が分からないまま大量に書き換えるのは避ける
  • 回復には時間がかかることもあるため、焦らず改善を続ける

検索順位が下がるのは、決して珍しいことではありません。むしろ、自社のホームページを見直す良いきっかけだと考えることもできます。一つずつ原因を確認し、読者にとってより役に立つページへと育てていきましょう。

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この記事を書いた人

SEOストラテジスト

Onda

Webクリエイターとして入社し、現在はSEO担当をしています。アクセス数の変化や動向、検索キーワードについて分析・最適化を行いながら、効果的な施策を実施しています。日々資格の取得や新しい知識の習得にも力を入れており、お客様の課題に対して、最適なご提案や、専門的な内容でも分かりやすい説明を心がけています。

保有資格

Webデザイナー検定 エキスパート・マルチメディア検定 エキスパート・全商情報処理検定試験ビジネス情報部門1級・全商情報処理検定試験プログラミング部門1級・SEO検定1級・ITパスポート・Google認定資格(検索・ディスプレイ)

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