小規模事業者持続化補助金の申請書作成のポイント「補助事業計画書の書き方」
2019/06/13
前回の「経営計画書」の書き方に続いて、今回は補助事業計画書の書き方について考えてみましょう。
事業内容、販路開拓、得られる効果を具体的に
- 事業内容
申請書の記載例を参考に「誰に、何を、どのように」に沿って具体的に書き出して、まとめます。
記載例)
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誰に:バイクで 20 分以内の配送が可能な範囲に居住のシニア世代
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何を:鱈のすり身フライのバーガー
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どのように:デリバリー方式
- 販路開拓
もちろん、販路開拓の部分も多彩な方法を具体的に書きます。
記載例)
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○○市マッチングフェアへの出展・顧客へのDM発送
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地域住民へのポスティング
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口頭でのPR
- 効果
売上高の向上と併せて、認知度の向上、顧客満足度の増大、地域などへの貢献など、得られる効果を様々な観点から述べる。
「補助事業計画書」の各項目別書き方
「補助事業計画書」の記入項目は、1.補助事業で行う事業名 2.販路開拓等の取組内容 3.業務効率化(生産性向上)の取組内容 4.補助事業の効果 の4つです。
書き終わったら、必ず客観的な第三者の目を通してもらい、修正・加筆します。
困った時には管轄の商工会議所や商工会に助言を求めましょう。
1. 補助事業で行う事業名【必須記入】(30 文字以内で記入すること)
⇒本事業のタイトルを簡略に書きます。 何を目的にしているかが一目で分かるような事業名にしましょう。 曖昧で抽象的な事業名はNG。 |
2. 販路開拓等の取組内容【必須記入】(販路開拓等の取り組み内容を記入すること)
⇒本事業で取組む販路開拓などの取組について、何をどのような方法で行うか、具体的に書きます。その際、これまでの自社・他社の取組と異なる点、創意工夫した点、特徴などを具体的に書きます。 |
3.業務効率化(生産性向上)の取組内容【任意記入】
⇒公募要領 P.28 に該当する取り組みを行う場合(労務管理システムのソフトウェアなどの導入)は本欄に記入します。特になければ本欄は空欄のままご提出します。 |
4.補助事業の効果【必須記入】
⇒本事業を行うことにより、売上げ、取引などにどのような効果があるか可能な限り具体的に書きます。その際、事業を行うことがその効果に結びつく理由も併せて書きます。 |
「補助事業計画書」の各項目に共通して求められること
基本的には経営計画書と同じです。
1. 写真、イラスト、グラフ、表などを使って、分かり易く、読みやすくまとめる。
2. 難しい専門用語より、誰が読んでも分かるような言葉を選ぶ。
3. 曖昧で根拠の弱い言い方は避け、できるだけ具体的で明確に述べる。数字で表すとなおいい。
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