IT 導入補助金の交付申請がよりしやすくなる?GビズIDプライムの暫定措置とは?
2020/05/26
【2020年5月22日現在の情報です】
IT導入補助金2020から申請要件に「GビズIDプライム」の取得が加わりました。
しかし、GビズIDプライムの取得には申請から2週間~1か月程度の時間がかかるため、新型コロナウイルス感染症対策として設立された「特別枠(C類型)」の締切に間に合わないといった問題が浮上していました。
そこで今回、特例措置として「暫定GビズIDプライムアカウント(暫定プライムアカウント)」が発行されることとなりました。
暫定プライムアカウントとは
暫定プライムアカウントは、IT導入補助金申請用に発行されるアカウントです。通常のGビズIDプライム発行時に行う審査を最大限省略することで、申請から発行にかかる時間を最大24時間程度(土日祝日を除く)に短縮しています。
また、通常のGビズIDプライムの申請方法は、印鑑証明書・印鑑証明登録書を郵送する必要がありますが、暫定プライムアカウントは印鑑証明書・印鑑証明登録書を郵送する必要がありません。印鑑登録や証明書などの発行のために役所の窓口を利用する必要がないため、新型コロナウイルスの感染リスクを軽減することができます。
アカウント申請方法
アカウントの申請は通常のGビズIDプライム申請同様、GビズID公式サイトのトップページにある「gBizIDプライム作成」から行います。
必須項目を記入するとともに、記載事項のうち「部署名」欄に「IT導入補助金」と記入して「申請書作成」ボタンをクリックすれば完了です。部署名欄には「IT導入補助金」のみ記入するようにしてください。
すでにGビズIDプライムを取得している場合、IT導入補助金申請のためにアカウントを発行する必要はありませんが、GビズIDプライムの申請をしているもののIT導入補助金の締め切りまでに発行が間に合わないという場合は、暫定プライムアカウントを取得してIT導入補助金の申請を行ってください。
暫定プライムアカウントを取得すると通常のGビズIDプライムの申請は無効となってしまいますが、暫定プライムアカウントの申請書を印刷、登録印で押印し、印鑑証明書・印鑑証明登録書を添えて郵送することで通常のGビズIDプライムに変更することができます。
アカウント使用の注意点
暫定プライムアカウントはIT導入補助金申請用の特例措置です。そのため、IT導入補助金の申請以外には使用できません。暫定プライムアカウントでIT導入補助金以外の補助金申請を行った場合、その申請は無効となり、アカウント凍結などの措置が行われる可能性があります。
また、メンバーアカウントの作成や、アカウントID(メールアドレス)の変更も行わないでください。いずれの場合も、アカウント凍結の対象になる可能性があります。
まとめ
GビズIDプライム暫定措置により、IDの取得が間に合わないなどの理由からIT導入補助金の交付申請を見合わせていた事業者でも申請を行えるようになりました。暫定プライムアカウントの有効期限などは不明ですが、「すぐIT導入補助金を申請したい」「通常のアカウントを申請しているが締切に間に合わないかもしれない」という方は暫定プライムアカウントを取得するとよいでしょう。
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