IT導入補助金2020の申請にはGビズIDプライムの取得が必須。「GビズIDプライム」とは?
2020/04/30
【2020年4月30日現在の情報です】
2020年のIT導入補助金は、申請要件として「GビズIDプライムの取得」が新たに加わりました。しかし、GビズIDプライムという言葉自体聞きなれないという方も多く、申請に必要だといわれても「GビズIDプライムとはなにか」「どうやって取得するのか」など、不安を感じる方も多いようです。
「GビズID」とは
「GビズID」は法⼈版マイナンバーというべき「法人番号」を活用したシステムで、正式には「法⼈共通認証基盤(GビジネスID)」といいます。
法人番号を使ってGビズIDを取得すると、経産省関連の補助金申請手続きなどの複数の行政サービスに、⼀つのID・パスワードでアクセスできるようになります。
これまでは、補助金申請などの際は補助金の種類によってID・パスワードが割り当てられる仕組みになっていましたが、GビズID化することでID・パスワードが一つに集約され、IDの管理や企業情報入力の手間や時間を削減することができます。
「GビズID」には3種類ある
「GビズID」には「エントリー」「プライム」「メンバー」の3つがあり、アカウントの種類によって利用できる機能などに違いがあります。
「GビズIDエントリー」は代表者の厳格な確認などを行わず、オンライン入力で即日取得できるアカウントです。発行されたIDとパスワードを入力するだけでサービスを利用できますが、利用できるサービスはやや少なくなります。
「GビズIDプライム」は法人代表者を厳格に確認してから発行するアカウントで、取得には印鑑証明書と登録印を使用した申請書の提出が必要になります。
申請書を提出してからアカウント取得まで2週間程度かかるなど、「GビズIDエントリー」に比べると時間と手間がかかりますが、GビズIDに紐づけされた政サービスを全て利用できます。
また、GビズIDプライムはログイン時にID・パスワードに加え、スマートフォンなどでのアプリ認証やワンタイムパスワードでの認証が要求される「二要素認証」となっているため、セキュリティが高くなっています。
IT導入補助金の申請には「GビズIDプライム」の取得が必要です。
「GビズIDメンバー」は「GビズIDプライム」から発行する従業員用のアカウントです。社労士、税理士、人事担当者など状況に応じアカウントを作成することが可能です。
「GビズIDプライム」の取得方法
「GビズIDプライム」を取得するには、法人代表者を確認するために印鑑証明書と登録印を使用した申請書の提出が必要となります。
申請書は「GビズID」のサイトにある「gBizIDプライム申請書作成」のページに必要事項を記入し、利用規約に同意した後「申請書作成」ボタンを押すと作成可能です。作成した申請書を印刷して押印し、印鑑証明書と一緒に郵送してください。
申請書に押印するときは登録印を使用します。また、印鑑証明書は発行から3か月以内の原本が必要です。
まとめ
GビズIDプライム取得には印鑑証明の発行や郵送費がかかりますが、アカウント自体は無料で取得できます。IT導入補助金だけではなく、事業承継補助金や社会保険手続きの電子申請にも利用できますので、ぜひ取得しておきましょう。
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