意外と離脱が多い。申し込みフォームの改善になるEFOとは?
2019/12/12
EFO(エントリーホーム最適化)とは、申し込みフォームなど入力の負担を減らすことにより、途中離脱を軽減させ、入力完了まで導く施策です。サイトを訪れたユーザーが申し込みフォームまで訪れたのにも関わらず、最終的な申し込みアクションを行わず離脱してしまうケースは少なくありません。離脱ポイントをみつけ改善していくことで、CVR(コンバージョン率)を上げ、CVにつなげていきます。
EFO対策
申し込みフォームまで到達しているユーザーは、アクションを起こす確率が非常に高いのになぜ途中で離脱してしまうのか? フォームに問題があると判断し、EFOを行う必要があります。
CVを増やす方法はいくつかありますが、フォーム通過率を高くすることで費用対効果がよくなります。フォームまで入ってきているユーザーですからアクション意欲は高く、離脱の原因を改善できればCVへつながります。
申し込みフォームから離脱する要因
意欲の高いユーザーが途中離脱する理由は、フォームの問題が多いでしょう。
・入力する項目の多さが面倒に感じる
・項目内容に即答できないものが含まれている
・エラー表示されるが、どこがエラーなのかわからない
・エラー後、再入力を求められ面倒
・誤操作により入力したものが消えてしまい再入力が面倒
・半角全角などの指定通りに入力してもエラーになる
・メールアドレスの確認再入力が面倒
・戻るボタンで戻れない
・フォームがあやしい
入力中に何らかのストレスを感じることが離脱の原因になっています。原因をなくすことでスムーズな入力が可能となり、CV数アップが期待できます。上記の途中離脱理由を参考に入力フォームを改善するEFO対策が有効です。
さらに入力内容以外の問題として、余計なリンクが貼られていたり、操作ボタンがわかりづらいなども改善点として把握しておくとよいでしょう。スマートフォン向けの最適化も忘れず行います。
EFOツール
問題解決にEFOツールを利用するのもよいでしょう。Googleアナリティクスなどのアクセス解析では対応できないフォームの入力時間も、EFOツールの利用で入力時間の長いフォームを特定できるので、離脱原因の項目を分析できます。
EFOツールは費用がかかるので、すべての人が簡単に利用できるものではありません。しかし便利なツールであることは間違いないので、検討する価値はあるのではないでしょうか。
まとめ
申し込みフォームの離脱はCVへの影響が非常に大きいため、放置せず早急に最適化に取り組むことが理想です。フォームへのアクセス数が多ければ、EFOの効果は予想以上に期待できるものでしょう。