IT導入補助金2019 A類型とB類型とは?「概要編」
2019/05/16
【2019年5月16日現在の情報です】
A類型とB類型は何が違う?
平成30年度(2019年実施)「IT導入補助金」は、交付申請する補助金額などによって、以下の表のようにA類型とB類型の2つに分かれます。
項目/類型 | A類型 | B類型 |
---|---|---|
公募期間 | 5月27日(月)~6月12日(水) | 5月27日(月)~6月28日(金) |
採択予定日 | 6月26日(水) | 7月16日(火) |
補助金の上限額・下限額 | 40万~150万円未満 | 150万~450万円 |
補助率 | 1/2以下 | |
補助対象経費区分 | ソフトウェア費、導入関連費 | |
ソフトウェアの 必要なプロセス数 |
業務プロセスを必ず1つ以上含み、合計2プロセス以上必要 | 業務プロセスを必ず3つ以上含み、合計5プロセス以上必要 |
導入後の報告回数 | 年1回3年間、合計3回 | 年1回5年間、合計5回 |
類型によって
・公募期間
・採択日
・補助金額
・必要プロセス数
・導入後の報告回数
が違います。
中でも特に、必要なプロセス数(昨年度のコア機能と似ている概念)という導入ITツールの概念が複雑で、昨年度以上の多くの機能を求められます。
ソフトウェアと構成プロセス
IT導入補助金で言う「ソフトウェア」とは、オンプレミス版、クラウド版のパッケージソフトウェアとし、「業務パッケージ」「効率化パッケージ」「汎用パッケージ」の3種類があります。
プロセスの種類 | Pコードと要素 |
---|---|
業務プロセス (業務パッケージ) |
P-01 顧客対応・販売支援 P-02 決済・債権債務・資金回収管理 P-03 調達・供給・在庫・物流 P-04 人材配置 P-05 業務固有プロセス(実行系) P-06 業務固有プロセス(支援系) P-07 会計・財務・資産・経営 P-08 総務・人事・給与・労務 |
効率化プロセス (効率化パッケージ) |
効P-09 自動化・分析 |
汎用プロセス (用パッケージ) |
汎P-10 汎用 |
これ以外にもオプションと役務があります。
補助金額とプロセス数による申請可能な類型
プロセス数 | ITツールの購入金額(税別) | ||
---|---|---|---|
80万円未満 | 80万円以上300万円未満 | 300万円以上 | |
2プロセス未満 | 不可 | 不可 | 不可 |
2プロセス以上 5プロセス未満 |
不可 |
A類型 上限:購入金額の1/2以下 |
A類型 上限:150万円 |
5プロセス以上 | 不可 |
A類型 上限:購入金額の1/2以下 |
B類型 上限:購入金額の1/2以下、もしくは450万円のどちらか低い方 |
- 類型は交付申請時に、補助事業者によって選択されます。(申請提出前までの変更は可能)
- 補助額がB類型の下限額(150万円)を上回る場合も、プロセス数がB類型の要件に満たない場合は、A類型での申請となります。
- B類型で交付決定が出た場合、実績報告(確定)時の補助金額が150万円を下回っても、A類型に変更はできません。
ITツールに関する詳しい説明は、『IT導入補助金のA類型とB類型とは?「ツール編」』に続きます。
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