IT導入補助金申請の必須要件、「SECURITY ACTION」とは?
2019/07/10
「SECURITY ACTION」とは?
中小企業自らが情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度のことです。自己宣言ですので、プライバシーマークのように認定を受ける必要はありません。中小企業の情報セキュリティ対策の活発化を推進するために、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が日本商工会議所などの団体と共同で設立した制度です。
背景には、企業秘密の窃取やサイバー攻撃が政府機関や大手企業だけでなく、中小企業にまで及んでいるにも関わらず、中小企業の情報セキュリティ対策がなかなか進まないという事情があります。
「★一つ星」と「★★二つ星」の2段階の取り組み目標があり、IT導入補助金の申請には、いずれかの宣言を行うことが必須要件です。
1段階目「一つ星」
以下の「情報セキュリティ5カ条」に取組むことを宣言することです。
- OSやソフトウェアは常に最新の状態にしよう!
- ウィルス対策ソフトを導入しよう!
- パスワードを強化しよう!
- 共有設定を見直そう!
- 脅威や攻撃の手口を知ろう!
2段階目「二つ星」
「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」を使って自社の状況を把握したうえで、「情報セキュリティポリシー(基本方針)」を定め、外部に公開したことを宣言することです。
「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」の25個の診断項目に答えることで、会社の情報セキュリティの問題点をざっくりとチェックできます。自社診断を行った後には、解答編ともいえる「自社診断シート」により必要な情報セキュリティ対策を知ることも可能です。
「SECURITY ACTION宣言」の手続き方法
IT導入補助金を申請するためには、IPAのサイトから次の4ステップで「SECURITY ACTION宣言」の申込み手続きを行うことが必要です。
- SECURITY ACTION自己宣言サイトで使用規約を確認する。
- 自己宣言の新規申し込みを行い、アカウント登録する。
- 申込み受付手続きに記載されたURLから、申込み手続きを完了させる。
- ロゴマークをダウンロード(申込み手続き完了後、1〜2週間でダウンロード可能)
事務局が申込み内容を確認して、不備のない申込みとして受理されると、事業者名、法人番号、業種、町域、ロゴマークの種類が、IPAのウェブサイトで公開されます。
申請やロゴマークの使用の費用はかかりません。ダウンロードしたロゴは、Webサイト、名刺、封筒、パンフレットに使用することができます。
注意点
- IT導入支援事業者のみなさまによる代理申請はできません。IT導入補助金の申請をされる中小企業・小規模事業者自身で行うものです。
- これまでに自己宣言を実施しID(自己宣言ID)を既にお持ちの方は、改めてお申込みいただく必要はありません。
※自己宣言IDとは?
4で始まる11桁の番号です。
自己宣言者サイトからお申込みいただいた場合は、即日発行し「自己宣言完了のお知らせ」メールにて
通知します。
IT導入補助金をお考えの事業者様は、ぜひ当社にご相談ください。
私たちがサポートします。
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今年もスピード対応していきたいと思いますので、ご興味、ご関心のある方は一度ご相談ください。
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