コンテンツマーケティングとは?ユーザーに見つけてもらう仕組みづくり
2019/08/15
ここ数年、コンテンツマーケティングというワードが注目を集めています。新しいマーケティングの手法として、集客のために各社がさまざまな取り組みを始めています。コンテンツマーケティングとは何か、具体的にどのように進めればいいかについて以下にまとめました。
そもそもコンテンツマーケティングとは
コンテンツマーケティングは「コンテンツ」と「マーケティング」の2つの単語によって構成されています。それぞれ「ユーザーの興味を引くような情報」と「商品が売れるしくみ」を意味します。
つまり価値のあるコンテンツを提供してターゲットを自社サイトに呼び込んで常連化し、商品やサービスの問い合わせ、ひいては購入行動に引き込んでいく戦略のことです。価値のあるコンテンツについてもう少し具体的に紹介すると、ユーザーの知りたい情報をサイトに継続的に掲載することです。その積み重ねによって、信頼性の高いサイトへ育てられ、結果集客効果が見込めます。
誰をサイトに引き込むか
コンテンツマーケティングをするにあたってまず重要なのは、どんな人をサイトに呼び込むか、そのペルソナを決めることです。簡単に言うと自社の商品やサービスを買ってほしい顧客はどんな人か、ということを想定します。具体的に年齢や性別、家族構成、趣味、し好など細かく想定することでその人たちにピンポイントで興味を持てるようなコンテンツ作りが可能です。
キーワードを考える
多くの人がサイトにアクセスする際に、検索エンジンを利用しています。そこでどんなキーワードで自社のサイトに訪問してもらえばいいか、こちらを検討することです。この時あまりに検索ボリュームが少ないと、そのキーワードに関して知りたい人がそもそもあまり多くないと推測できます。検索ボリュームの多いキーワードは何か考えなおすことです。
しかしボリュームが多いということは、ライバルも多いです。つまり上位表示が難しくなります。そこでおすすめが、ロングテールキーワードを意識することです。ロングテールキーワードとは複数の単語を組み合わせたキーワードのことです。キーワードが多くなればなるほど検索ボリュームはどうしても少なくなります。しかし、より自社の商品・サービスの購買意欲の高い人を効率的に獲得できます。
キーワードプランナーの活用
コンテンツマーケティングにおいてキーワードの選定は重要です。もし絞り込みが難しければ、Googleキーワードプランナーを活用することです。これは特定のキーワードが直近1か月で検索されている回数を調べられるツールのことです。ただしGoogleの検索回数のみの数値です。Yahoo!で検索している人もいるでしょうから、実質的にはキーワードプランナーで表示される回数の倍くらいが実情に近いと考えましょう。キーワードのターゲットを決めるにあたって、B2Cなら500~2000、B2Bの場合100~500が一つの目安になります。
まとめ
ユーザーが知りたいと思っている情報を継続して提供することで、商品やサービスの購入のきっかけにする、サイトへの入り口を作るにあたってコンテンツマーケティングは効果的な戦略といわれています。自社商品のマーケティングで行き詰っているようであれば、導入を検討してみませんか?