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ホームページ全体をHTTPS(暗号化通信)にするべき理由4つ

サイト内のログインページやフォームなどはSSLで暗号化しているホームページは多いです。しかし一部Webサイトで、常時SSLといってサイト内すべてのページを暗号化通信にしているホームページも出てきています。

これには主に4つの理由があります。そのメリットについて、以下で詳しく見ていきます。

 

セキュリティの強化

すべてのページを暗号化することで、ネット上のリスクを軽減できます。例えばサイトのなりすまし対策に有効です。フィッシングとも呼ばれますが、本物そっくりのページを作って個人情報などを不正に入手する手法です。またCookieの盗聴対策にも有効です。

盗聴の手口を具体的に紹介すると、まずWi-Fiスポットを介して他人のCookieに入り込みます。そして個人情報などを盗んでしまうのです。しかしSSL暗号化すれば、このような盗聴の心配もなくなり、重要な情報を安心して入力できます。

 

SEO対策も

全ページSSL化することで、検索順位がアップする実質的なSEO対策が可能です。検索エンジンの大手を見てみると、ここ数年安全なページかどうかを検索順位の決定要因にしています。HTTPよりもSSL暗号化したHTTPSの方が優先的に検索結果で表示されます。つまり集客効果のアップも期待できるわけです。

 

高速表示が可能に

SSL化しているWebサイトであれば、HTTP/2プロトコルを利用した高速表示が可能になるのもおすすめの理由です。従来のHTTPと比較して、HTTP/2の場合ヘッダ情報を圧縮できるのが大きな違いです。このため送信されるデータ量がHTTPと比較して、2~3割削減できるといわれています。それだけより早く表示が可能です。特にスマホなどのモバイルデバイスからサイトにアクセスする場合、データ圧縮による負担の軽減は大きいです。スマホからのアクセスが増加し、集客効果も期待できます。

 

分析がしやすくなる

Googleを使って検索する人も多いです。このGoogle検索自体も常時SSL化されました。これによって、Googleで検索した結果をクリックしてジャンプする際にその先のサイトがHTTPSならアクセスログに「Googleの検索から来たユーザ」という情報が残ります。ということは、分析データとしてどんどん蓄積されます。HTTPの場合、このリファラ情報は送信されないのでデータが蓄積されません。

 

まとめ

常時HTTPSのサイトにすることでセキュリティの強化だけでなく、SEOや高速表示など様々なメリットが期待できます。

2019年6月末の時点でHTTPSのリクエストは79%に達しているというデータもあるほどです。このデータを見ても今後HTTPSへの需要は増えるでしょうから、早めに導入を検討してみませんか?

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