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よく聞くが、実はあまり分かってない、ビッグデータとは?具体的にどんな形で活用されているの?

ビッグデータという言葉は、しばしばメディアで使われています。なんとなく聞いたことがあるけれども、ビッグデータとは何か、どのように使われているのかについてはよくわからないという人も多いのではありませんか?そこでここでは今さら人には聞けないビッグデータの基本についてまとめました。

 

ビッグデータとは?

ビッグデータというと、直訳すると「大きなデータ」になります。このためたくさんデータを集めることと思っている人もいるでしょう。確かにそうですが、一方でこれは部分的なとらえ方にすぎません。ビッグデータの定義は、既存の技術では管理が難しい大量のデータ群のことです。ビッグデータの特徴でしばしば紹介されるのが、「4つのV」と呼ばれるものです。

 

4つのVとはVolume(容量)・Variety(種類)・Velocity(頻度、スピード)・Value(価値)それぞれの頭文字を意味します。最初に紹介した大きなデータとはVolumeのことです。容量の巨大さを表し、数テラバイトからペタバイト程度が目安といわれています。

2つ目のVarietyとは種類です。音声や動画、位置情報など多様なデータを蓄積・分析することです。

3つ目のVelocityはスピードです。リアルタイムで対応できるデータのことで、交通系ICカードの乗車履歴データなどが該当します。

最後のValueとは価値のことで、データを蓄積するのではなく、分析することで業務やサービスの再構成など経済的価値につなげるための施策です。

 

ビッグデータが重視される理由

ビッグデータで重要なのは、れくらいデータを持っているかではなく、データをもとにして何ができるかです。多種多様な大規模データを蓄積して、分析することがビッグデータの本来の意味合いです。これが機能すれば、過去から現在を分析し、その上で将来の予測も行えます。すると環境変化にも柔軟に対応できますし、経営意思決定もスピーディに行われるでしょう。結果的に産業の発展や新事業のイノベーションにつなげることも可能で、大きなポテンシャルを有しているわけです。

 

ビッグデータの活用事例

ビッグデータはすでにいろいろな企業で導入されています。例えば大手運送会社では、トラックなど営業用車両から各種データを集めています。この中でドライバーの集荷や配達パターンなどを解析して、配送スケジュールの再構成に活用します。その結果、配送ルートの短縮化により、ガソリン代の大幅な節約につなげられます。経費の大幅な節約により、経営の効率化が向上します。

 

まとめ

ビッグデータとは容量の多さだけでなく、いろいろな要素のあることはお分かりいただけたでしょうか?

とある調査によると、デジタルデータは年率40%以上で急速に増加しているといいます。この膨張するデータをどう適切に処理するかが今後の課題で、ビッグデータは課題克服の可能性を秘めているといわれています。

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