Yahoo!カテゴリが廃止になりますが、SEO対策としての効果はあったのですか?
Yahoo!カテゴリがSEO対策として一役買っていた時代がありました。
Yahoo!カテゴリとは
「Yahoo!カテゴリ」は、サイトを申請することで、ホームページがカテゴリに登録されるヤフー株式会社が提供するサービスです。
基本的に有料申請(5万円)後、審査に合格することでディレクトリ型検索エンジンのYahoo!カテゴリにサイトが登録されます。
Yahoo!カテゴリに登録するとどうなる?
Yahoo!カテゴリにサイト登録すると、Yahoo!カテゴリ内での検索に表示されるようになり、サイトの露出を増やすことができます。
そのため、Yahoo!が独自の検索エンジンを使用していたことは、Yahoo!SEO対策には必須でした。
Yahoo!の検索エンジンがGoogleの検索アルゴリズムを採用してからも、Yahoo!という強いサイトからの被リンクがあるということで、検索順位に一役買っていた時代がありました。
Yahoo!カテゴリの価値がなくなった
Googleの検索アルゴリズムが発達したことで、ディレクトリ型検索を採用しているYahoo!カテゴリの価値がなくなってきました。
また、ペンギンアップデートなどの、リンクやスパムを中心とする大規模なアルゴリズムの調整により、Yahoo!カテゴリなどのディレクトリ検索からのリンクが強く制裁を受けるようになったことも価値がなくなった要因でしょう。
ディレクトリ型検索エンジンからのリンク
GoogleはYahoo!カテゴリなどのディレクトリ型検索エンジンからのリンクを「低品質なリンク」として位置づけました。つまり、有料リンクの購入というペナルティの対象となる行動になってしまいました。
ペナルティを受けると、順位下落だけでなく、インデックス削除といったサイト価値が下がる原因ともなります。
まとめ
以前は、SEO対策に一役買ったYahoo!カテゴリですが、Googleの検索アルゴリズムの変更によって、ペナルティの対象として扱われてしまっています。
以前は被リンクがSEO対策として最も重要でしたが、現在のSEO対策では、被リンクよりも、コンテンツの内容がユーザーにとって良いものかどうかが重要です。